Crush & Leach実験のことをCLって呼ぶのはやめにしようと思う

どう考えてもCathode luminescenceを略してCLって使うことの方が多いと思うし、現実的にラボではCrush and Leach実験はクラッシュリーチングって言うから、書き言葉と話し言葉が不一致で気持ち悪いし。
まあ、教授をはじめとして数名の関係者がCLのことをクラッシュリーチングの略で使っているわけだが、多分その言葉遣いはメリットよりデメリットが多い気がするから今後CLはCathode luminescenceのことって方針に是正をしていきたいなって思ってます。
なんのこっちゃ。

まあ、それはそれとして、今日は色々とコードを書いてました。
年末くらいに大雑把な型だけ作って、細かな機能の実装をずっとほっぽらかしてた、X線マッピングのデータに適当なスケールを入れて輝度調整を掛けて画像出力する、オモチャ。
久々にちょこちょこ弄って、まあ、使いたい機能はあらかた実装出来たかなぁって感じに仕上がりました。
1000x1000のマッピングデータを縦横適当枚数統合するmap integratorも付属。
これで今後のデータ処理が益々楽になりますなー。
まあ、ゼミ準備がイマイチ進み悪いことの現実逃避でもあったんですけどね
一応今回のオモチャの仕様はこんな感じ。

  • JEOLのSuperprobe JXA-8105の出力ファイルに対応
  • 入力ファイルはマッピングファイルをASCII変換(マトリクス)したテキストファイルと、対応するCNDファイル
  • 10, 50, 100μmと1mm、10mmのスケールを選べば、CNDファイルのデータから自動調整したスケールが入る
  • マッピングデータの中で上限と下限を0から100の割合で指定し、目的にあった輝度に調整可
  • 複数マッピングの統合ファイルを入力した場合も元のCNDファイルからスケールの読み込みが可(統合数を手打ち)
  • おまけ機能としてガイドネットマップで作成した複数マップをタテor横方向に連結する機能

といった具合です。
とりあえず、今回のゼミ発表ではCLマッピングを何枚か使うので、スケールを自動生成出来るのは作業効率UPに大貢献しそうです。
あと、薄片一枚、2x3cmのマップは1000x1000のマップデータを連結して作ることになるんだけど、テキストデータとして統合しようと思ったら表計算ソフトを使っても結構めんどくさい。
というか、Calcでは出来ない?
Excel2010とかならデータ数の上限外れてていけるのかもしれないけど。
とにかく、莫大な量のCSVデータやタブ区切りデータを扱うには、やっぱり自分で軽くコード書くのがいいですね。
基本的に簡単な構造しかしてないから、すぐだし。
本当はJASCOのスペクトルデータであるところのJWS形式を読むツールを作りたいんですけれども……、いやはやなんとも。
バイナリデータの読み方わかんない……。
その辺、一回本腰入れて勉強してみようかな……(そんな時間無いけど)