2014年アニメ総括

見たアニメ

2014冬クール
桜Trick
中二病でも恋がしたい!戀
いなり,こんこん,恋いろは
魔法戦争
ノブナガン
ノブナガ・ザ・フール
のうりん
ニセコイ

Wake Up, Girls!
ウィッチクラフトワークス
世界征服〜謀略のズヴィズダー〜
バディ・コンプレックス
凪のあすから(後半)
キルラキル(後半)



春クール
魔法科高校の劣等生
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
ベイビーステップ
ノーゲーム・ノーライフ
デート・ア・ライブII
シドニアの騎士
ラブライブ!
ピンポン
selector infected WIXOSS



夏クール
ソードアート・オンラインII
アルドノア・ゼロ
ひめゴト
精霊使いの剣舞
月刊少女野崎君
六畳間の侵略者!?
ハナヤマタ



秋アニメ
PSYCHO-PASS 2
selector spread WIXOSS
甘城ブリリアントパーク
ガンダムビルドファイターズトライ
ガールフレンド(仮)
トリニティセブン
異能バトルは日常系の中で
魔弾の王と戦姫
七つの大罪
ワールドトリガー
結城友奈は勇者である
クロスアンジュ
SHIROBAKO)←年始で消化する予定
(俺,ツインテールになります)←途中まで見て未定

今年のアニメ,印象に残ったところ

まずは,トップ3あたりを上げてみようかと.

ですかねえ.時点「野崎君」「ノブナガン」「真弾の王」「ハナヤマタ」あたり.
ノゲノラが,一番興奮して見てました.円盤も買いましたし.六畳間は安定感かな.あとWIXOSSはオチ以外のおもしろさでランクイン.
全体的にラノベ枠が強かったのかなと言う印象は,あります(ノゲ・六畳間・魔弾・甘城・異能バトル・精霊使い・七々々・魔法科・魔法戦争).
個人的に,2014年は大きめのアタリがあんまりなかった印象ですね.小さな当たりがこつこつ積み重ねられてた感じです.

冬クール

なにげにヒットが多い.
魔法戦争:全体的に突っ込みながら楽しむアニメ.最終的な評価? しらん.瀬戸ちゃんを愛でるためのアニメでした,まる.
ちゅにこい:一期より見るベクトルがハッキリしていた分よかったかなと.ソフィアちゃんかわいいソフィアちゃん.京アニらしい,ベタをベタで塗る展開でした.
WUG:プロアイドルを描くアニマス,スクールアイドルを描くラブライブ!に続く第三軸としての「アマチュアからプロへ」みたいなことを描いてくれるのかなと思っていたら,結局よくわからないところで落ち着いてしまった感じ.旅館で接待興業やってる辺りはむしろ「お? この路線を丁寧にやるならおもしろい」と思ったんだけど,結局申し訳程度に東北被災地フィーチャーやって,アイドル選手権でお茶を濁した感じ.劇場版2はなにやるんですか?
ノブナガン:せかつよに続くダークホース枠.コンパクトにキャラを立てて話をまとめたおもしろさがありました.
ウィッチクラフト:無難でよかった.ラストもうちょっと盛り上がって欲しかった感じはありますが.

春クール

魔法科高校の劣等生:流石ですお兄様! 以外に言うことある? サッパリ解決して欲しいタイミングで,お兄様が圧倒的パワーで解決を持ってくると,見ていてすっきりする.という,ある意味話作りの妙を見た作品でした.
ノーゲーム・ノーライフ:魔法科と並んで所謂「俺TSUEEEE」作品ですが,こちらは原作まで購入しました.作品内で特殊ルールを縛って,そのルール内でどれだけやりとりを行うか,自分を有利に進めるかという駆け引き.とてもアツいバトルものとして見させてもらいました.OPがかっこいいのも,評価高い.
シドニアの騎士:フルCGアニメのかっこよさを再認識した作品.フルCGでここまで出来るのかという感嘆.
ラブライブ!!:安定のラ! 二期は同人設定にすり寄りすぎた感があったので,回に応じて好みが分かれたかなと.まあラストの大団円をうまく持って行ってくれたので満足です.
ピンポン:スポ根としてコンパクトにまとまっていてよかった.
selector infected WIXOSS:二期と合わせて,良くも悪くも2/3辺りでピークが来る岡田麿里脚本だなとは思いました.落としどころが見えてない作品としてすごく楽しく見られたんだけど,オチは期待を越えることはなかったかなというので,ちょっと評価低い.

夏クール

ソードアート・オンラインII:デスガンさんを倒すアニメ.まあ,かっけー,をとても大切にするSAO世界観をうまくアニメ化したなあと.後半見てないのでこんど見ます.
アルドノア・ゼロ:二期次第なところは感じる.ロボアニメとして色々おもうところはあるんですが,一期だけで手放し評価するには少しあちこち物足りないかなと.
精霊使いの剣舞MF文庫Jと言えば微エロみたいな風潮.MF文庫ファンの需要をミニマルエッセンスとして満たす作品だと思いました.良い意味で楽しめた.
月刊少女野崎君:千代ちゃんかわいい.四コマのテンポを殺さずにうまいことやったかなあという感じです.千代ちゃんかわいい.
六畳間の侵略者!?:良い意味での安定感がありましたね.マルチヒロインでヒロインひとりひとりをうまいこと生かしていたいのがすごく興味深かったですね.
ハナヤマタ:心がぱぁーっとぱぁーっとするんじゃあ.ハナヤマタWake up, Girls!だったなと言っても過言ではない.話としてはきららフォワードの無難な青春学園モノでよかったのではないかと.

秋クール

PSYCHO-PASS 2サイコパス同人アニメとは,誰が言ったかその通り.一期よりも設定・展開の荒さが目立ったなあと.特に思ったのは,頭脳戦を演出するために「敵を賢くする」のではなく「味方をアホにする」というベクトルで話を組んでしまったのが,残念.
selector spread WIXOSS:後期クール,どう動くのか読めないままずっとスローに話を展開して,後半突入あたりでまくってラストはちょっとすぼむ,いつもの岡田麿里感.一期のアバンはどこへ行ったのか,という疑問と,それで何が解決したのかというもやもやが残るラストでした.
甘城ブリリアントパーク:中盤イラネ.オチだけ綺麗にまとめるのに定評のある京アニらしくはありました.おもしろかったけれども,京アニの作品作りはこの方向性で良いのかなと疑問を覚えた一本.ただ,オチのすっきりさを演出する技術は,やはりうまい.
ガールフレンド(仮):気がつけば群像劇風になってる脚本マジ天才ですね.Bパートに入る前後で必ず2〜3人の中心人物が6〜10人くらいに増えてて,毎回うまくまとめてるなとは思いました.
トリニティセブン:お約束をさっくり形成しちゃって,視聴者が納得する範囲でおもしろく話をまとめてくるのは,良い出来だったかなと.魔法バトルはこれくらいさっくりしてていいのかなとは思いました.主人公が「ある程度強さを担保されてる」と見てて安心感はありますな.
魔弾の王と戦姫:流石ですティグル様!以外言うことある? 終盤展開が雑になっていって,ラストはいまいち盛り上がりきらないまま終わってしまった感じでした.佐藤監督,モーパイのときのじっくり展開するおもしろさを生かすだけの尺がなかったのかなと.
結城友奈は勇者である:途中の展開が「どこがオチになるのかわからない」状態で,すごくおもしろく引き込まれたのは事実.ただ,オチ自体は途中のドキドキ感を満足するモノではなかったかなあと.色々説明不足のまま根性論で片付けてしまったのは,僕を含めて多くのアニオタを困惑の彼方におきざりにしたのではないかと.裏ストーリーがあるのかないのかしらんけど,テレビシリーズだけでは少し微妙な評価になってしまう.
クロスアンジュ:2014年版ヴァルヴレイヴ.

総じて

総じて,らのべ枠が強かったという印象はあります.
あとオリジナル枠も色々おもしろいのがありましたね.ゆゆゆとかWIXOSSとか.
ただ,今年は円盤を買うまでぐっときた作品は少なかった印象.
年末の秋クールでいろいろな話題を集めたゆゆゆですが,これは「視聴者の思い描いていたオチとの乖離」というのが評価の分かれ目のポイントだったのかなと思います.ここと,あと劇場版アニメについては改めて別記事書きたい(書くとは言ってない).



六畳間の侵略者を,酒を飲んでぼけーっと書いてたらなぜか四畳半にデノミしてましたので修正)