カタン&カルカソンヌ&プエルトリコ

地名のゲームばっかりだなー、と改めて思いますが、昨日やったボードゲーム達です。どれもこれも名作。
左はカプコン版カタン。右はコスモス版(ドイツ語盤)カタン。右の方が断然格好良いと思うのは私だけ?
まずは言わずと知れたカタンドイツ語盤。拡張セットもあるのでカタン島を広げて6人プレイまで可能なのです♪
昨日はまず4人でドイツ語盤初プレイ。えーと、確か7点しか行かなかったかな。
で、5人で二回ほどやって、一度目は8点、二度目は6点で、どちらも成績としてはあまり芳しくない、中程の順位でございました。出目にもかなり恵まれなかったのですが(6と8の踏んでない方ばかり出るとかね)、最近あまりカタンの調子が良くないので一度戦略を見直す必要があるかも知れないですね。
大体、私の場合は理系カタンとも文系カタンとも言えない中途半端な感じで、目もそれなりにばらけさせるから突破力も今ひとつ見込めないという感じなんですよね。お陰で、大負けもしないけど勝つことはかなり稀。最近はロンゲスト/ラージェストも殆ど取ってないし……;
個人的には石材・小麦・羊の理系カタンの方が好きなんですが、勿論それだけじゃ食えないし、序盤ダッシュするためには煉瓦や木材も必要なのはわかってて、結局中途半端になっちゃうんですよね。昨日なんかにしきさんは初期家+街(トーナメントルール)のみで、これ以上家を建てる場所がない封殺状態だったのにロンゲスト&ラージェストを確保で、絶望的状況からかなり勝ちに近づく様なことをやってたし(チャンスカード12枚も引くってどうよ?)。やっぱり思い切った戦法が功を奏することもあるんですよね。
うーん、一回考え方を変えてばっさり理系カタンよりになってみようか。

お次はカルカソンヌ。南フランスのカルカソンヌで街道や街を広げていってポイントを獲得するゲームです。
限られた駒を如何に配置して、如何に回収するかがポイントになるゲーム。駒を配置していたマップの街や道が完成したら、ポイントを得て駒を回収できると言うのが味噌のゲーム。そして回収した駒は再びポイントのために配置される。
これは、二回やって既に自分の戦法は草原戦法で固まったような気がしますね。草原に最低二つは駒を配置しておいて、最終精算でがっつりポイントを獲得するという感じで。
ただしそれをやっていたら昨日は途中で駒が無くなって、かなり困った。
場合によっては人と協力して一つの街を完成させて、みんなで仲良くポイントを得るというのもアリになるゲームですよね、これは。
一時間はかからないけれど三十分で終わるのはちょっと難しい、そんなゲームですが、これからの定番になることは間違いなさそう。
とりあえず、箱が無駄に大きいのでもっと簡潔に運べる手段を考えよう。

ラスト、プエルトリコ
名作カードゲーム「サンファン」の元になった重ためのボードゲーム。ワンプレイ二時間クラスともなると、早々軽々とは始められないかな……;あと最初のルール説明が結構難儀。サンファンをやってる人には簡単に理解できるんですけどね。
サンファンではコストが全てカードで支払われていたのに対して、元ゲームのプエルトリコではお金が存在していて、ちゃんとお金で色々のやりくりをします。また、旧世界への出荷で直接勝利ポイントを獲得していくことも出来るというゲーム。
昨日はみんな初プレイで、どんな方法で行くのが良いのか手探りでプレイしながら、二人ほど病院戦法、二人ほど市場戦法、あと私は商館+市場から港+造船所の出荷戦法というところに落ち着きましたね。
最終ラウンドであるプレイヤーが建物を12マス建てきり、入植者もなくなって、最後の出荷でSPチップもなくなると言う、全ての終了条件が満たされる事態になりました。お陰でみんなポイントは高めで、大体50点台。
私は終盤港+造船所で出荷が決まりまくったので勝利ポイントチップだけで42点、合計68点で勝利しました。色々なプレイレポート(というか棋譜)を見ている限り、68って結構高いポイントみたいですね。やった♪
初手で建築をして大きな市場を取ったのが吉と出るか凶と出るか。途中入植者不足に悩んだ時期もありましたが、基本的には商館と大きな市場の効果で安定的に商人を使える状態で、トウモロコシと煙草を中心に生産していき、煙草の収益のお陰でお金に困ることはほとんど無い。トウモロコシをどれだけ確保できるかに鍵がある感じではありますが、序盤からそれなりに出荷をしていくという戦法でした。中盤以降はまず大学をどうにか確保。コーヒーが立てばお金に困ることはまず無くなり、(誰にも奪われないという幸運もありましたが)港、造船所を落ち着いて確保し即運用。他の人が生産してくれるのを良いことに仮想船まで使ってガンガン出荷して、勝利ポイントを獲得しました。
勿論、お金に困っていないからそれなりに建物のSPも入ります。
これはなかなか良かったです。建物競合がなかったのも大きかったですね。
この戦法で行くなら、多く出荷してそれでSPをとるのもそこそこに、仮想船までフルに使って一度のキャプテンフェイズで4SPのボーナスを得るのが重要に思えました。結果的にはそれで一度のキャプテンフェイズで最低10SP以上を獲得することが出来ていましたから。
とは言っても、他の人に建物を先に取られてしまえば思うことが何も出来なくなるのがこのプエルトリコの恐いところ。今回のはみんな初心者の中でたまたま私の売った先方が当たったという、ビギナーズラックのようなものでしょうから、次同じように行く保証なんて全くないわけですけれど。
引きが勝負でソロプレイ感が強かったサンファンと違い、他人の行動が即自分の行動に跳ね返ってくるゲームですから(特に商人と出荷と建物の上限)、ワンゲームやるとものすごく疲れますね。しかも昨日やったのは深夜1時にプレイスタートだし、初プレイで半ば手探りだったし。
しかし、思いのは事実としてもはまったのもまた事実。
これから、どうにか機会を見つけてまたやりたいものです。学校始まると結構厳しそうですけどね。二時間かかるし。とりあえず夏休み中にまたやる機会を狙いたいな。

あー、やっぱりドイツのボードゲームは面白いわ……(大賞クラスのしかやっていないというのもあるけれど)。
ますます郵便馬車が気になる今日この頃。
後期が始まる前くらいにメビウスで買おうか。