ロジック&ギミック

ストーリーを練るということは、ロジックとギミックを組むと言うことだと思う。
そんなのを本気で考え始めたのも実はこの一年半くらいのことで、それまでは本当に適当に書いていたものなんですが……。
まあ、最近やっぱり物語を練る時には出来るだけしっかりと考えをまとめてから書き出すようにしています。
そうしていると、キャラが一人で走り出した時も大筋を見失わないで済むし、色々と楽しい。そんなことも最近の発見なのですが。
さて、他の様々なストーリーテラーの方々がどんなメソッドで物語を編むかは知らないんですが、僕の場合は最初からクライマックス大抵最初にクライマックスシーンを考えます。クライマックスの構図や人物配置であるとか、そこで言わせたい台詞であるとか、そういったことを考えるわけです。で、そこから逆算的に物語を組んでいくのが僕の方法。
その時に、どうすればそのシーンへ辿りつくことが出来るか、というギミックを組み、そのシーンに重みを持たせる為のロジックを組む。この作業が面倒くさいながらも楽しいもので、今とっても熱い状態。
今構想を練っているとある物語で、序盤〜中盤とクライマックスは出来たんです。あとはラストでヒロインに言わせたい台詞が出てくるロジック、そこが埋まれば一本の流れが出来るというところまでこぎ着けて、色々思い悩んでいるわけです。
巡検中の暇な時とかもぼちぼち考えて、週明けに答えが出せていればいいと思っているのですが……はてさて。
んでもって、ロジックが出来たらギミックをもうちょっと詰めて……。そんなのをやってたら年内に書き出せるのか怪しいんですが。ともかく、幻想組曲のMonochronikaは書くとして、それ以外で暫くはこいつに力を注ぐことになりそう。
充実した時間の到来に、胸が高鳴りますねぃ。