……なんだろう。猛烈にケーキを焼きたい

シングルベール、シングルベール、鈴が鳴れ!
もはや何かがやけくそ。
唐突だがケーキを焼きたい。
今家にあるボールはなんか底が浅いので、今度底の深いボールを買ってきて、ケーキを焼こうと思う。
今度というのは具体的には火曜日。
午後からちょいと用事はあるけれど火曜日。
五限は授業だけれど火曜日。
ハンドミキサーはないけれど泡立て器はあるので火曜日(ぶっちゃけ関係ねー)。
ていうか、明日明後日が巡検じゃなかったら絶対焼いてるっての。
もー、日程ってかみ合ってないもんですね
てなわけで、明日からまた一泊二日で巡検に行くことになるので、幻想組曲やら色々読みたいものが堪ってるのも延期かなぁ……。くそぉ。

今日の実習では、蛍光X線分析(XRF)にかけるガラスビードを作りました。後期が始まってすぐの頃に粉末にしていた試料を、細心の注意を払って量りとって融剤と混ぜて高温でとかしてやると言う作業。0.40000±0.00015gという気の遠くなりそうな精度での秤量……。無事に0.39995gという妥当な数値で量りとれましたが。
千数百度まで温度を上げて作ったガラスビードは、綺麗なものでした。たとえて言うなら円盤状の飴。棒がついてたら迷わず舐めちゃいそう。そんな感じ。飴色というのに何の抵抗もない甘ったるい黄色をしていて、あー、本当に舐めたら美味しそう。中身を知っている以上絶対舐めませんが。
で、その作業中(というか僕はいの一番で秤量を終えて後半は基本的に暇だった)に先生がタイに行ってきた話を聞きました。
あのタイです。
勿論あの事件がらみです。
丁度学会で向こうに行っているところで事件勃発だったため、帰りの便がものの見事に無くなって、色々な可能性を検討しながらプーケット→ソウル経由で帰ってきたという冒険譚。
いや〜……、学者って大変なんだなーって改めて思いました(なんかちがうきがする)。