set new rules of the game

Citizens Can Do Something About Climate Change   (http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1688288,00.html) from TIME
を読んでみた。これから一日一記事、可能な限り英語の記事を読んでみようと思う。ここに宣言して、出来る限り自分を縛ろう……。最初はScientific Americanあたりに挑もうと思ったのですが、挫折。よしけむの襤褸布のような英語能力ではちょお*1キツイ。故にTIMEあたりの緩いのからね。うん、大学生の英語能力なめんな!
さて、というわけでTIMEのHealth & Scienceのコーナーへ行ってみたら、一番上にあったのがこの記事だったわけです。因みにScientific AmericanでもEarth & Environmentの記事でもトップの見出しは温暖化関連でしたね。最近アメリカでは温暖化が熱いのかも知れない。
とりあえず、この記事は昨今の二酸化炭素を取り巻くエネルギー問題を取りあげるに当たって、我々人類が過去化石燃料と付き合ってくる中で「酸性雨」と「スモッグ」の問題を解決(或いはかなりの緩和を)してきたという歴史を取りあげ、今回の問題も上手く処理できるハズだと言うことを言っています。この論法は結構良いなと思うわけですよ。何せ未来が見える気がする。だからこそ騙されていると思わないでもないですけれど……。
そんな記事を読んでいるうちに感心したことは、「set new rules of the game for producin and using energy」というフレーズですね。「エネルギーの生産や消費に関して新しいルールを定める」と言うことを表すのに、こんな言い方をするんだ、と。辞書を引けば確かに「game」には策略であるとか方策であるとかの意味があるんですが、日本語の「ゲーム」のイメージはあくまでも「ゲーム=遊び」。強いて策略という意味合いが強いという用法は……「マネーゲーム」くらいのものですか。当たり前ですが、言語が違う以上(特に日本語と英語は文法の構造も根本的に違うのですし)、その対応というのは結構怪しい部分もある。特に細かいニュアンスなんかは絶対に一致しえない部分があるでしょう。あとは「rule」と言う単語と「game」と言う単語の相性の良さなんかも関係してるんでしょうね。それにしても、やっぱりこのフレーズを見てしまうと「あぁ、アメリカ人にとっては地球温暖化もゲームなのか」と思ってしまうわけですよ。
記事の中では二酸化炭素の地下固定技術や、エネルギー効率のよい発電機関(原子力など)を用いることについても触れられていて、結論としては我々地球市民が自覚して問題解決に取り組むことが必要というところに落ち着いています。その為(二酸化炭素排出を減らす為)には1kwhの電力に2〜3centの電気料金を多く払うことも辞してはならないと。因みに日本の電気料金は15〜20円/kwh位だと思うので、2〜3cent=3〜5円値上がりすると、1.3倍くらいにはなるんですよね。それくらいの出欠は必要なフェーズに来てるってことです。
日本は……、夏場になるとクーラー使用が増えることもあり地球温暖化を叫ぶ声も増えますが、冬場は寒いからかそんなに声高に温暖化を叫ぶ声はないですね。暖房器具の使用だって充分温暖化に寄与してるのに(そりゃ冷房よりマシでしょうが)。いかに日本国民が、心の奥底から問題に取り組まず、マスコミなどに踊らされているかという証になるんでしょうか。

そうそう。こんな記事を見かけました。
覚えておきたい、ニセ科学リスト   (http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20071128/1196234450)
水の科学、血液型、ID理論など知っているものもある一方でホメオパシーとか聴いたこと無いのもありました。とりあえずID理論を本気で教育課程に突っ込むアメリカの一部の周には戦慄します。あと血液型占いも一瞬信じたくなるのは分かるけれど、血液型占いの事始めを聴いたら信じる気は失せます。
恋はシュードサイエンス、じゃないですが、ニセ科学似非科学はあくまでジョークで済ますべきですよね。
好きなアニメキャラのカップで飲んだら水が美味しいのは、水にも萌えが分かるからなんですよ。
つまりはそういうこと。

うーむ。四限の英語に向けてサピア=ウォーフ仮説を調べていたはずなのに……、なんでこんなことになってるんだろう。

*1:「超」ではなく関西弁の「ちょっと」