大阪大学交響楽団定期演奏会

阪大オケの定期演奏会。高校時代に部活の同僚だったHr.のT氏が出てるかなと思いつつ行ってみればパンフレットに部屋が綺麗そうな人とのふれこみで紹介されていたりしつつロミジュリに乗ってました。十メートル先くらいに見えたんですけど向こうは気付いて……、無いでしょうね、恐らく。
客入りはまあそこそこ。座席の7〜8割くらいが埋まってる感じで、ステージ後ろの席は解放してませんでした。まあ地元じゃないし、そんなもんでしょうかね。
さて、曲目は次の通り。

指揮 齋藤一郎
シューマン マンフレッド序曲
チャイコフスキー 幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ブラームス 交響曲第二番

まともに聴いたことがあるのはブラームスだけでして……。これは去年の3月に同じく部活の同僚だったK女史が岡山のジュニオケで演奏しているのを聴いて以来かな、生は。大好きな曲の一つです。
それで、曲の方なんですけど……、なんか前半に曲はいまいちだったかなという感じ……。
なんだか無性に眠くて、チェロがやたら音程悪いのだけが酷く印象に残ってます。他のパートに音が無くてチェロが裸になるところでうに〜、っと音程がずれていて愕然。むー、残念至極。
あとは首席次席が入れ替わり立ち替わりで、どうにもベストメンバーで臨んでいるように感じなかったのも。他のメンバーの座り一はともかく第1プルトの表と裏が一番二番に上手い人でないというのはどういうものか……。なんか見ていて違和感感じました……。

終わりよければすべてよしというか、ブラームスが良かったので演奏会終了後の感じはとても良かったです。
特に四楽章が、やりたいことがはっきりしてる感じで非常に良かった。テンポを上げて溜めることも(あまり)なく、あの四楽章独特の高揚感が余すところ無く表現されていた気がしました。
勿論気になるところがなかったわけではないですが、最後に「ブラボー」の声が響いたのも納得と言ったところでしょうか。

なんかアマオケ感がたっぷりあった気がします。どこがと具体的には言えないのだけれど。
客が低レベルなのも一因かも知れません。というか……、フラッシュ焚いて写真撮るな!! シャッター音のするアナログカメラとか持ってくるな!! 同じ客として鬱陶しい!
はぁぁぁ、なんか高校の演奏会を思い出しました。ひょっとして息子娘の晴れ姿、とかを見に来てる人が居るんでしょうか……;
総括すると、可もなく不可もなし、と言う感じがしました……。