曲目紹介No.1 《セビリャの理髪師》【1/16】

曲目紹介No.1序曲≪セビリャの理髪師
曲目紹介第一弾はロッシーニ作曲の序曲、セビリャの理髪師
この曲は元々喜劇の序曲です。
オペラの《セビリャの理髪師》について簡単にご紹介

あらすじ
ある時セビリャの街にアルマヴィーヴァという伯爵がやって来ます。
彼はかつて一目惚れした娘、ジーを追ってこの街までやって来ました。
しかし、ロジーナは後見人のバルトロに結婚を迫られていました。
伯爵は身分を隠してロジーナに求婚するのですが、バルトロがロジーナを家へ閉じこめていて二人はなかなかコンタクトが取れません。
そこで伯爵は街の理髪師兼便利屋のフィガロに協力して貰ってどうにかロジーナと逢おうとどたばた劇を展開します。
そして最後にはロジーナと伯爵は結ばれるのでした。めでたしめでたし。。

もっと詳しく知りたい人はこちら(Wikipedia)なんかで見てみて下さい。
この序曲はと言うと、はじめは劇が始まるのに相応しい盛大な音とともにゆったりとした調子で幕開け、程なくドタバタコメディに合う軽快なメロディに移り変わります。
最後にはとどまるところを知らない喧噪が上り詰めていくようにこけつまろびつ、と言った感じで今まで以上に盛り上がりますのでお楽しみに♪
ところで、ひょっとしたら最近みなさんもこの曲を聴いたことがあるかも知れません。
「十七代目の天下統一」を掲げていたフィギュアスケート織田信成選手がショートプログラムの演技で使用していた曲なんですね。
勿論スケートでは抜粋版でしたが、景気の良いメロディーはコミカルな織田選手の演技を引き立てていたように思えます。
さて、朝日高校の演奏はどうなるでしょうか……?
オマケ:HMVで試聴する(試聴1)