本日からGoldschmidt会議が始まっております&IEC感想(?)

Hotel Monty=IECの会場
よしけむ@チェコです.
先週一週間は国際エクロジャイト会議@Marianske Lazneでした(写真=会場のHotel Monty).
朝から晩までセッション→どかっとしたご飯×3日の学会+朝早く出てバスに乗って長距離移動&夜ホテル着はいいもののその後なんやらかんやら(飲みとか飲みとか)あるヘヴィーなスケジュールでした.
疲れた.
学会の3日目にはMarianske Lazneコンプレックスの巡検で,チェコの綺麗なエクロジャイトにご対面.
学会終了後は三泊四日の巡検で,都合チェコを西から東へ,途中オーストリアへも足を踏み入れる大移動をしての巡検でした.
Gfohlユニットではご一緒していた方が案内人としてポイントの説明をしたりする場面もあり.僕自身は去年来たことがあったというのもあって,ややのんびり眺めていた感じでしょうか.
あとはMonotonousユニットではオーストリアへ足を踏み込んで,ユーロを財布に入れてなくて焦ったり
最後はKutna Horaコンプレックスで,結局四日間エクロジャイト・グラニュライト・ガーネットペリドタイトをこれでもか! と言わんばかりに見続ける巡検でした.
最後の方やや食傷気味だったのは,否めない事実かと.
巡検先ではまず案内人の方が解説をされるんですけれども,そこで議論が盛り上がる盛り上がる.
恥ずかしながら私のリスニング能力では聞き取れたり聞き取れなかったり途中で諦めたり,だったのですが,まあなんか真っ向からぶつかる2つの説について議論が始まったりで,大変でした.
「そんなことより石を見たい派」の人も何人もいて,(私もその一人でしたが),議論が盛り上がりそうになってきたら途中でそそくさっとどこかへ行ってしまって,遠くでカンカン石を叩いている一派もいましたね.
あとは,説明が始まってるのに石を叩き続けてるから怒られる人たちとか(笑)
最終日は「16時にプラハで解散する予定だから」と言われていたのに,いざ終わってみたら19時半.
\どうしてこうなった/
とは言っても答えは割と明白で,一つはやっぱりみんな石を見ているからそれで時間をくっちゃうという点.
もう一つ,欧米の方たちは,僕達日本人と違って,あんまりあくせくしていない雰囲気があり,夕方割と遅めの時間になってても焦って帰ったりせずにコーヒーブレイクをとったりするんですよね.
最終日も16時に帰る予定が,15時くらいから,最後の露頭を見終わったあとに! コーヒーブレイク.しかも最後の露頭が終わってるもんだからビールを飲む方が多い(各言う私もビールを飲みましたが).
日本なら,「あー疲れた,早く帰ろう」となるところでしょうけれども,これが欧米のリズムなんですかね.
「このあとコーヒーブレイクがあるから」と帰る時間の後ろ倒しをさも当然のようにサラっと通達しての工程になりました.
しかも帰りも,プラハに着いたあとで4箇所くらいバスが停まって目的地別に降車したんですが,その降車地点のアナウンスも事前には全然なし.
小さなコミュニティで回している学会ではあったのですが,ちょっと運営が行き当たりばったりな気はしました……
それはそれとして,学会の内容・巡検はとーっても楽しめたので,個人的には大満足であります.
日本人参加者も多かったので日本語に飢えるというようなこともありませんでしたしね.
学会で一緒になったみなさま,お世話になりました.


さてさて.
そして,今日からはGoldschmidt会議が始まっております.
厳密には昨日Welcomeパーティがあったんですが,そちらは巡検でへばっていたので,パスしまして,本日から参加.
外は雨が降っているので帰りが憂鬱です.なんか,カッパだけかばんに突っ込んで,傘をおいてきた気がしますorz
さあ,とりあえず,午後のセッションは興味的に今ひとつなものばかりなので英気を養って,明日に備えますかね.


あの学会参加者で日本人で,とか制約をかけていくとかるーく私個人が特定できるという事実はきにしなーい