今明かされる「オーケストラちょこっと講座」の舞台裏〜作者は見た。むしろ作者以外の誰が見たというのか!?

誰得だっていいじゃない!
世間のブログの90%くらいまではきっと誰得だよ、と暴言を吐きつつ、誰得な記事を書くよしけむです。
なんか実験が上手くいったり行かなかったり苦労しつつ帰ってきたらこんな時間で、手の赴くままに記事を書きます。
お昼の続き。オーケストラちょこっと講座の話。

「オーケストラちょこっと講座」ってのは、岡山朝日高校管弦楽団において僕が書いてた、ちょっとしたビラでして、定期演奏会のパンフに挟んで皆様にオーケストラのことを知って貰おう、というコンセプトのもとで作られてたんですって話はお昼に書いた。
まあ、言ってしまえば、僕が僕の我が儘で立ち上げた僕の色に染まるしかなかったコーナーであって、実際記事の内容だって99%僕の偏見によって選ばれていたのです。
何を書いたか詳しくは覚えていないのですが、ともあれ一般の人が「どうするのがいいんだっけ?」と思う様なコンサートマナーと、各楽器の最低限の豆知識に絞ってA4一枚(最初だけB4見開き)にまとめていた、そんなもの。
実は、今明かす驚愕の真実。
これがビラの形を取っていたのには重要な意味がある。とかなんとか。
落ち着いて考えてみれば、パンフと別にビラを同じ団体が刷る意味ってないでしょ?
手間が掛かるし、色々無駄も多そう。そんなことをやっているのには実は意味があったなんて……多分立ち上げに関わったメンバーもみんな忘れてるんじゃないかなぁ。
実はあるんです。意味。
というか、パンフから切り離す意味。
最初に核心だけ言ってしまえば、パンフが分厚いから読まれないことも多かろうというのが要点です。
特に開演直前に入ってきた人はね、パンフ読むのなんてレアだと思うよ。
そんな人にこそちらっと目をやって欲しいことが書いてあるのが「ちょこっと講座」ですから。扉が閉まったら幕間まで出入りできませんよ、とか。拍手しないタイミングありますよ、とか。チューニングってこんなもんですよ、とか。そういうマナーをちらっとでも見て欲しい。でもパンフは分厚いから開かないかもしれない。
その矛盾をどうにか解消したいってことで、実はビラ形式なのです。
実はこれ、ネタもとがあります。これも開けっぴろげに白状しますと、岡山市ジュニアオーケストラです。彼らのコンサートで、マナービラがパンフに「敢えて別に」挟まってたのが目を引いたので、パクリ、もとい、参考にさせていただこうということで当時の僕は他の人の意見も聴きながらビラ形式にしたのですよ。
まあ、パンフの編集に更に混ぜ込むのもしんどかったというか、作り出したのが結局パンフ刷り上がり後だったというか、超現実な事情もあったんですが。
でも、そんな背景があって敢えてパンフと分けていたのですよ。
それ故に、僕は上記理念を持たないものは敢えてビラとして挟む必要はないと思うわけです。結局主張はそこ。
例えばトリビアの泉〜オーケストラ版〜を作りたいなら、パンフレット担当と顧問を説き伏せてパンフレットに組み込めばいいんじゃないかなぁと、ね。
そうじゃないとパンフレット作ってる現役高校生部員たちに失礼ですよね……。
その辺、多分わかってないんだよなぁ。というかそういうオハナシを誰にもしたことがないし……。