お盆に高速1000円をやるってなら、絶対お盆は動かない

僕は夏休みにフィールド調査に行くわけで……、いろいろタイミングを考えているとお盆頃〜盆明けのどこかで出発して……というのが筋として良さそうという感じだったのですよ。
が、しかし、お盆って高速1000円やるんですね。
ばっかじゃなかろうかルンバ♪
この瞬間よしけむの中で盆明けに行くことが決定したのであった。
高速千円の時になんて移動できるはずも無し。
少々お金を払っても良いから高速道路を高速に使いたい、そう考えるよしけむです。
僕は割と「安い」VS「速い」を考えます。
例えば、自転車のパンク修理なんかでも自分でやれば安いけれど自転車屋さんに持っていった方が絶対に速い、とか、京都駅までバスと京阪どっちが速くて楽かって言うと基本的には京阪かな、とか。
コスト&タイムパフォーマンス。
このどちらかを優先するかは人に寄りましょうし、基準だって人それぞれ。
自分はどうで、他人はどうっていうのを考えていると、頭の体操としてはそこそこ楽しめる。
それになにより、これはディベートの第二反駁のトレーニングでもあるのです。

話は単純ですね。
今回の例で行けば「速さ」を優先するのか「安さ」を優先するのか。
例えば、立論から第一反駁までの中で両チームが良い具合に議論を噛ませて良質共にほぼトントンとなる、なんてことになれば、第二反駁がやるべき仕事は相手の議論を潰すことでも自分の議論を補うことでもない。
両者の比較基準について触れてやり、自分たちの議論の方が「大きい」のではなく「今は重要」という視点を作るのです。
速さVS安さの例で行きますと。
時間がたっぷり余っている人には「安さ」が。
忙しい人には「速さが」。
それぞれ優先されるわけです。
ならば、議論している状況でどちらがより重要なのか。
例えばディベート甲子園では多くの場合「国政」の論題を取り扱っていますので「日本にとってどちらが重要なのか」というようなことをジャッジにアピールしてやる。
例えば「赤字大国日本は少しでもお金を節約することが大切なのです」や「世界情勢に乗り遅れつつある日本だからこそ速さを重視してこの政策を採り入れねばならぬのです」というように、言いつつ、「だから私たちの主張の方が大切なのです」と結論づける。
これがいわゆる価値の比較。
これをするだけで多くの試合はひっくり返ります。けど、出来るところって少ないんですよね。
因みに価値の比較は見方によっては「新しい議論」っぽくもありますが、多くの場合はそう取られることはありません。というのも、価値の比較は今まで述べてきた議論についての話であるからです。通常立論ではある程度の価値基準がうっすらと密かにステルス仕様で潜んでいます。それを一度確認して「立論から述べておりますように〜」と提示していけば価値比較がNEWになることはマズ無いでしょうね。






お昼の茹だりそうな頭でぼんやり考えただけのことをとりとめもなく書いていると、まとまりないなーって自分でも思います。
いずれ書き直す。絶対。


そう言えば、今日から三日間がディベート甲子園全国大会らしいですね。
甲子園の開幕とは、合わせたんでしょうか。
甲子園も今日開幕。
アツい夏がやってきましたねー。