伝統の一戦! はやっぱりこうでなくっちゃ

率直なところを言えば、勝ち負けはどっちでも……、まあいい。カツに越したことはないですが負けは負けでも無しではない。
問題は、緊張感あふれる素晴らしい試合をして欲しいと言うこと。
阪神巨人戦。この響きは伊達や酔狂では無いわけです。伝統の一戦の看板は冗談では背負えない。
それが、今季前半戦はもの凄い不甲斐なさで、連敗を通り越して惨敗でしたからねぇ。ワンサイドゲーム上等、目も当てられないひどい試合が続いていたのはタイガースがふがいなかった所が大きい。
前半戦終了間際から調子が少しずつ上がってきた猛虎軍団は球宴前ラストの巨人戦を2-1で勝ち越し、今日横浜を今季初3タテした勢いに乗って甲子園で迎え撃ったわけですが。
うん、良い試合だった。
大学でぼちぼち勉強してて、家に帰ってきたのは七時半、坂本の本塁打で1点先制された直後からだったのですが、鳥谷のセンター前ヒットから金本への死球(実際の所はグリップエンドだったっぽいけど)、そして新井左飛の後のブラゼルの逆転3ラン。
しびれた〜。
新加入直後こそぼかすか大きな当たりを打ってたブラゼルですが、最近は着実に打ってはいたものの大きいのが足りなかったわけで。
暫くぶり、みんなが待ってたホームランは値千金逆転決勝3ラン。
5回までは緊迫感あふれる投手戦、6回に均衡が崩れたら先制−逆転劇。そして直後の7回を能見がファインプレーの併殺絡みで切り抜け、タイガースがアッチソン-藤川の勝利の方程式を結べば、巨人側もM・中村-山口はきっちりゼロで抑える。
球児が最後にラミレスにホームランを打たれたのさえ脚本に書かかれてあったかのような、あまりにもドラマティックな試合運び。
最後のはリリーフキャッチャーとしてマスクを被った矢野がファールフライを抑えて1点差勝利。
伝統の一戦はこうでなければ。
後半戦、この勢いに乗って行ければ、と思います。正直今季のタイガースには若干諦めムードを持っていたよしけむですが、これはもしかするとまだまだわからないのかな?
横浜からは去年の後半戦に作った大きな貸しを返して貰わなきゃなりませんし、巨人も去年の後半戦からツケは溜まりまくってるんです。
さあ、我らが猛虎の逆襲が始まるよ!

人を名前で笑っちゃいけないと思うんです。
けど。
田中マー君から同点弾を放ったロッテのバーナムJr.。なんとなく……、笑ってしまいそう。ついでに言うとアイドルマスターやってそう。そりゃバンナムだってのはわかってますよw
しかし、中日ヤクルトの2位対決もアツいし、良い勝負だったようで。あとは横浜が阪神にやりこめられた不満を爆発で奮起して広島に逆転劇かましそうだし、オールスターブレイク、面白いなぁ。

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