ふたつのスピカ 第2話「宇宙飛行士の資格」

アラが目立つなぁ……。
無理矢理ストーリーをまとめてる、ってところのアラはまあ、仕方ない。
展開が少々強引なのもこの際許そう。
細かいことが……。気になるんです。
ところで眼鏡を外したふっちーは中途半端なイケメンですね。

誰がどう考えてもアスミの泳ぎ方が正解

着衣でクロールしちゃ駄目ええええええええええええええ!
宇宙学校のカリキュラムに激しく疑問。
着衣泳の基本は平泳ぎ、ないしは犬かき。腕を水上に持ち上げなければならないクロールは原則として不向きだというのは常識なのでは?
そもそも、不時着した場所からの生存を考えての水泳なら、スタミナ的にもクロールより平泳ぎの方が断然有利。
着衣水泳というのは基本的に「危機的状況」でしか行わないものなので、慌ただしくクロールをして体力をムダに消耗するよりは、落ち着いてストロークをしっかり取った平泳ぎの方が向いているというのは……少なくとも僕が小学校で習ったことなのですが、今考えてもやっぱり理に適っていると思います。
「リレーで競争するから燃えるだろ」という理由で平泳ぎよりクロールをさせ、挙げ句の果てにばてばてになるまで泳がせる宇宙学校って意味不明。
ってのが、小学校時には水泳を少々頑張って痛みとしては、やはり気になります。
そんな中、左肩が上がらなくなったことによって泳ぎ方が崩れたアスミの泳ぎはどう考えてもクロールよりは着衣に適していると思いました。
左手で水中をかく泳法は割と効率的に見えたんですよね〜。
いやはや。
あんなごっつい練習着着用での水泳なら……、下手すると平泳ぎの方がクロールより速いんじゃ無かろうか。そんなことを思う今日この頃です。
原作がどうなってるか、忘れたんですけれども……。原作でもクロールなのかなぁ。まさか。





今週の話のメインは、マリカのデレ期突入(違)
どちらかというと次週以降への伏線の方が気になりました。
桐生さんが機械工学科にコンバートされて、VSロボットの訓練の話がここへ来て適用されるみたいですね。
遺児の施設を回っている鴨川父に桐生さんが恨み言を言ったり、そのままアスミへも少々ネガティブな感情を抱いたり。
なんとも、まあ。話がコンパクトにこんがらがってきましたね。
……それにしても、鴨川父という個人がこんなに恨まれてる世の中って、社会的にJASROはどんだけ変な公表をしたんだろうと、思ってしまいます。
んー、機械工学科の人間なら、獅子号事故の本質はわかるはずでしょう。ていうか、わからないならそんな人は宇宙を目指すなんてハイエンドな所にいる資格あるんでしょうか。
あんな風に一つの物の見方しか出来ずに安易に一個人に責任を求めようとする桐生さん、イメージマイナス4くらい。





それから。
なんとなく、ですが。
アスミのカリスマが足りない。
ある身のカリスマがあって回っている話だと思うんですよ。
だっていうのに肝心の所が不足しているものだから、うーん……。