ォンゲキモォド レッカァ〜今週のDCD&ゴーオン

いやー、仮面ライダーディケイドが始まりましたねー。
まあ、色々ねーなって思うのは仕方ないことでしょうか。
ゴーオンジャーの方はいよいよ最終回に向けてシリアス度が高まってきて……、というか、先週はまだ見ていなかったので二話連続で見ると結構凄い勢いでシリアス展開してますね。
いやはや、これは最終回に期待が高まりますねぇ。
てなわけで、今週の炎神戦隊ゴーオンジャー仮面ライダーDCDの感想、キバって行くぜ。

しかし走輔には何かが足りない〜GP-48 正義カイサン - GP-47 内閣カイゾウ

総裏大臣ヨゴシマクリタインと危官房長官チラカソーネの登場でいよいよ最終決戦の様相を呈してきたゴーオンジャー。レシア様とネイダスが自分たちが所属していた組織の構成も知らなかったことはとりあえず置いておくとして。
軍平と範人がちゃくちゃくと死亡フラグ立てられてるなぁと思ってたら……、まさか本当に消えちゃいますか。まあ、最後は復活するんでしょうけれども、描かれ方はほぼ死のそれでしたねぇ。
まあ死亡フラグよりも、ぶっちゃけ、ジャンクションライフルで撃たれたのを反撃してるところを横から全力攻撃っていうのは正直正義の味方としてどうなのかと思わないでもない。ゴーオンジャーはよく、ものすごく卑怯なことをしていると思う。というか勝てば官軍のノリが激しい。
果たしてこれって正義の味方としてどうなんだろう。
あと、直接打撃攻撃じゃ駄目だったのはなんでなのだろう。大人の事情です、お察し下さい。
あとガンバルオーでヨゴシマクリタインをいきなり踏みに掛かったのもどうなんだろう……。
さて、それはともかくここまでが先週の話。今までぬるま湯のようなテンションでやって来たゴーオンジャーも、ここでついに構成員にほぼ死に近いようなイベントが起きてしまいました。これがどう影響するのかなーってのが今週の話。


ヨゴシマクリタインが何かを食べてるなーってのは描写されてましたが、どうにもならないチートボスを引っ込ませる手段として空腹ってのは、なるほどと思いました。
感情の抑えが効かなくなってる走輔をさらりと無視して去っていくヨゴシマクリタイン。あとには意気消沈のゴーオンジャーが残される。
大翔と美羽の帰国話は割とどうでも良かったかなあと思うんですが、あそこで思いの丈を語るところが死亡フラグなんですね。わかります。オレにしかできないオンリーワンを探す、か。
さて、あんまり敵が強すぎると子供がつまらないということで今日は蛮機獣で一息入れるような時間も作りつつ、今日の蛮機獣は蛮機獣の決定版、その名もケッテイバンキ。いい加減に蛮機獣のネーミングセンスが楽しすぎる。しかもCV.郷里大輔ミスターサタンだー!
今までの蛮機獣の技が使えるって、すごいな!
そして走輔の「使い古された技で苦しめてくれやがって!」って、めちゃめちゃ格好悪くないか!
さて、さて。ケッテイバンキはそこそこに撃破しちゃったんですが、そこでヨゴシマクリタイン登場。激昂して跳びかかる走輔を軽くいなしてキョウレツオーに正義カイサン波をぶっぱなし、キョウレツオー退場。
さらに、エンジンオーに向けて正義カイサン波を放つも、そこは大翔と美羽がエンジンオーを庇って身代わりに……。うーむ、やるとは思っていたが。
大翔の「ボンパ! 感度最大でこの現象のデータをとれ!」という場面は熱かった。自分たちを捨て石にしても走輔たちが世界を救ってくれると信じている。それは少し前の場面でふて腐れていた走輔に「お前なら……」と言っていたのを受けてのことだとは思うのですが。大翔達は三人を信じた。三人なら世界を救えると信じた。
……でも、僕には走輔たちに世界を任せるのは無理に思えたのですよ。いや、三人セットならまだ良いんですが、走輔は全てを託してしまえるリーダーとしてはやっぱり無理があるよなぁと。
理央とジャンの宿業、あるいは明石とリュウオーンの因縁みたいなのが、走輔には無いじゃないですか。あくまで大切な仲間を消されて、怒りに身を任せて猪突猛進しているだけ。それじゃあ、まるで夷陵の戦い劉備みたいですよ。完全に敗北フラグですよ。孔明に諫められてどうにか命からがら逃げ切るんですか。それが正義の味方というわけにもいくまいて。
むー……、最終回、盛り上がりをどう持っていくかが楽しみなような、怖いような。
あんまり走輔にクロースアップして欲しくないのかもしれない。




カメンライド!仮面ライダーDCD 第1話 ライダー大戦

まあ、ぼちぼち。
結構ご都合主義で、ヒロインを守りつつ世界を助ける為に主人公が戦うお話なんでしょうか。
士は話を聞いている限りでは記憶喪失……? いや、そんなそぶりもなかったし。でもディケイドはかつて全てを失ったって渡が言ってたし。
それにしても、魔化魍が懐かしすぎた。
あとクロックアップも。
あそこで夏美に化けたワームを出すってのは、演出としては面白かったですねー。
さて、えーと、ディケイドはディケイドに変身した後、カメンライドすることによって平成ライダーに変身することが出来、さらにアタックライドすることによりそれぞれのライダーの必殺技を使うことが出来るのだ。
しかし……、ベルトとかが喋る時の電子音声風の声の外国風口調で「音撃」だの「烈火」だの言われると、ものすごい違和感ですね。何かの間違いで響鬼が出てきたわけですが、アタックライドした時のベルト音声を雰囲気で書いてみると「ォンゲキモォド レッカァ」
いやいや。
さて、ディケイドの世界が崩壊を始めたのですが、それを止める為、ひいては十個の並行世界を救う為にディケイドはパラレルワールドの旅に出て、ライダーの力を集めることになるようです。
光写真館がそのゲートになる……理由は追々説明してくれるんですかね、おじいちゃん。
ともあれ、最初はクウガの世界。
……、まあ、予想はしてたけれど、役者交代ですか。
そりゃそうか。十年前だし、オダギリジョーだし。
無理ですよねー。
まあ、クウガファンに叩かれないような出来になってれば良いんですが。

ところで一つツッコミ所。渡は「九つの世界に九人の仮面ライダーが生まれた」と言っていたが、カブトはマスクドライダーシステムだから良いとしても、電王は電王だし、キバはキバであって、別にあの世界で仮面ライダーと名乗ったことは無いと思うんだ
なので、なんとなく仮面ライダーってのは「大人の都合」的な呼称だと認識してたから、……うーん、今更仮面ライダーと言われると若干違和感もなきにしもあらず。