チーム名は、リトルバスターズだ!

とりあえず、リトバスEXを一通りクリアしましたよっと。
CG回収率は100%、筋肉ENDとスクレボENDは未ですが、それはまたいずれと言うことで……。
夏休み中に一応けりを付けておかなければ、とは思っていたのですよ。
都合一月かけて、ようやくです。僕はこの手のゲームをやるのに結構時間が掛かってしまうたちで……、Fateは足かけ3ヶ月かかりましたし、月姫も一月近くかけていた気がします。
そんなもんなんです。一つのルートをクリアするごとに充電しないと持たなかったりするのですよ。
そんな感じのスローペースゲーマー、よしけむです。
というわけで、リトバスを一通りやったと言うことで色々感想とか。
あ、ネタバレとか気にせず書きたいことを書くので。

ルート&キャラ、私的ランキング

クリア順は

鈴BAD1→クド→姉御→みおちん→コマリマックス→はるちん→Refrain→沙耶さん→かなちゃん→さささ→姉御2→沙耶さん(馬鹿理樹ver.)→クド2

ルートに関して、Refrainは反則で、故に鈴のルートは自分の中でどう評価すればいいのかよく分からないことになっていますが……、まあRefrain要素を除いて鈴のBadやらの事を考えて、ルートを好きな順に並べると。
 沙耶>佳奈多>葉留佳≧美魚>鈴=佐々美≧クド>小毬=来々谷
というところかなぁと。
沙耶ルートが好きなんですよ。作りが凝っているというか射撃ゲーめんどいというかリプレイめんどいというか、その辺は置いておくとして、沙耶の正体と自ら消えていく最後に、つい涙してしまいます。正直、沙耶のエンディング付近は4,5回見てるんですが……、未だに涙腺がじわっとくる。
んで、双子は姉の方が好きなんですよ。葉留佳ルートもかなり好きなんですけれどね、葉留佳ルートで高まっていた期待がお姉ちゃんで爆発したと言うか何というか。ツンデレのテンプレとかはこの際どうでも良い。葉留佳ルートでああも裏表の激しい行動をしていた佳奈多の内面に迫る、と言う意味で佳奈多ルートはかなり来た。ラスト三人で逃避行ってのよりは理樹と佳奈多の二人で、ってしてほしかったが、そこは仕方ないかなぁ……。
クドルートは感じ入るところは色々とあるんですが……、TRUE1がどうにも受け入れられなかったのがあって……。テヴアと繋がるあたりとか、生け贄とか、どうにも世界観としてファンタジーが強すぎて今ひとつ話に入れずに、そんなに好けなかったかなぁと。
で、ルートとは別にキャラを好きな順に並べると
 沙耶≫佳奈多≧クド>佐々美≧鈴=小毬>葉留佳=美魚=来々谷
姉御が嫌いというわけではないのだけれど……、キャラとして好きな順に並べるとこんな感じ。
とりあえず、沙耶は面白すぎる。あと可愛すぎて、背景が切なすぎる。だめだ。どんな魔法を使ってでも良いから彼女を幸せにしてあげたい。私的最強TRUE END=エンディングの沙耶+男衆の絵だから! 一緒に野球をやろうって、そう言ってあげたくて仕方がないのです。沙耶に関しては沙耶ルート以外では出番がないので、ルート評価とキャラ評価が一緒ですね。つまりそれほど僕は沙耶本人&ルートに酔わされているのですよ。
佳奈多に関しては、双子の姉ということで。葉留佳ルートで敢えて憎まれ役を演じていた段階でかなり好きになっていたのですが、佳奈多ルートでは彼女は彼女で辛い宿命を背負わされていたのだと言うこと、そしてそれに負けないように努力していた心の強さに触れることができて、より一層惚れ込んだ感じですか。あと、葉留佳に化けるって言うのが面白いですよね。彼女もきっとはっちゃけたかったんだろうなーとか、思うのですよ。
クドは可愛い。可愛いだけじゃなくて、深いですしね。彼女自身が負っている心の傷、それをどう乗り越えていくかがクドルートのもう一つのテーマじゃないですか。自分の抱える後悔、それから目を背けていた自分を反省し、再び向き合っていくクドの強さが大好きです。でも彼女はこすもなーふとには成れないと思います。
さささは可愛くて面白い。多分一番尽くすタイプですよね、ヒロインの中で。謙吾への思いの正体は予想外でしたが……、とにかく彼女がLBに入って楽しい日々が続けばいいと思う。Refrainでもさりげなく活躍してましたよね。

男衆

みんな良いキャラしてますよねー。
真人、謙吾、恭介、お前らみんな大好きだぜ!
Refrainの恭介の泣き顔は反則です。あのシーンで泣かないのは嘘だ。
コイツらが良いキャラをしているから、リトルバスターズ!という物語はこんなにも心に染み渡るんでしょうね。
真人の馬鹿っぷりと、覚醒謙吾のはっちゃけっぷりは何とも言えず毎度笑わせて貰いました。
あと、主人公として理樹は良いキャラしてると思います。
回を追うごとに成長して、強さを獲得していく理樹。そこに何物にも代え難い若い強さを見た気がします。優しくて、強い。それが理樹の強さなんですねー。

Refrain

このゲームの価値の半分はここでしょ。
号泣したし。
もはや語ることは何もないと言っても良いくらいか?
都合6周ほどして、キャラたちにも世界にも愛情がたっぷりと芽生えた後にこの真相、そしてこの結末を持ってくるのは反則に近いと思うわけですよ。
最後の野球のシーンなんて、涙無くして見られませんでしたから。
色々出されていたヒントが巧い具合に収束していき、一つの結末を結ぶ。その閃光にぐさっとやられてしまいましたね。
うーん……まいった。
恭介の兄心にも、真人と謙吾の友情にも、そしてバスターズのみんなの理樹たちを想う心にも。
彼女たちは、どんな思いで虚構世界の構築に手を貸したんでしょうかね。
そこで夢を叶える為?
理樹たちを助ける為?
或いはもっと他の理由?
自分を犠牲にしても良いと思える大切な存在……、そんな出会いがあったという、それ自体がまるで奇跡のようです。
あー、またRefrainをやり直したくなってきたよ?

そんなこんなでリトルバスターズ!は一区切り。
もともとはニコニコ動画流星群でOP曲を知って興味がわいただけだったのですが、思いの外有益な出会いでありました。
今まであんまり食指が動いていなかったKeyに興味津々な今日この頃。さて、CLANNAD入れるか?