マクロスF#12〜ファステスト・デリバリー

あー、そう来ちゃいますか!?
完璧にやられた。
サブタイにやられた。
そしてBパートはかなり興奮冷めやらず……。
マクロスシリーズはFRONTIERがファースト・コンタクトなよしけむですが、なんかゼントラーディとの戦いの中で歌がキーワードだったらしいってことは一応WIKIとかに聞きまして……、なるほど、これがマクロス世界観か、と改めて思わされましたね。
さて、それでは改めて、今週のマクロスFRONTIERの感想をば
ガリア4へと到着したシェリルとアルト。しかし、とにかく不穏な空気が漂っています。先週のシェリルの体調不良もここへ来て効いてきて、飛行機から降りる時にふらついてそのまま倒れてしまうシェリルを見てゼントラーディの一部が突然暴動を起こす。曰く「俺たちに歌なんか聴かせるつもり無いんじゃないか!」と。
そんな事を言ってアルトたちを拘束する割には、乱暴をするような事はないらしく、シェリルたちを閉じこめはしたモノのそこにはベッドが合ってシェリルを寝かせる事も出来て……、やけに待遇が良い事に若干違和感。全ての裏で糸を引いているのがグレイス、ということなら納得は行くのですがね。
一方では、その暴動のニュースがマクロスフロンティアにも届く。大統領、SMSに届くのは良いのだけれど、その情報をあっさりと学校で七瀬やランカと見るというのは、ルカ&ミシェル的には有りなのか? まあいいや、結果が良ければとりあえず。さて、それで、アルトたちのことが心配で仕方がないのに、ここから邪道足掻いても間に合わないと言う現実に歯がみするミシェルたち。ところがルカが……?
フォールド断層も中継ポイントを置く事で通信だけは二時間まで時差を縮められたり、出てくる新兵器がご都合主義的なのはやや否めないとしても、新型フォールド機関はびっくりでしたね。断層の影響を全く受けないって、ストーリー的に存在を許して良いのか疑問……。
まあ、それもとりあえず置いておくとして、しかし、機関としては問題もあるらしく、一個大隊を送るわけにも行かないだろうし、ミシェルだけ行ってどうなるのか、と思っていたら……、なるほど、ファステスト・デリバリーってそう言う事か、と言う話です。
ランカと、彼女の歌を届けるなんて、言い出したのがミシェルなのかルカなのか、それともランカなのか(七瀬という事はないだろうけれど)、いずれにしてもなかなか粋な展開ですな。
更にランカはガリア4のゼントラーディたちも一部も知っているほどの超時空シンデレラだったらしい。なんか突然凄い二つ名が……。知名度の広がりが宇宙規模だとどれくらいの速さで広がっていくのかは想像するしかないのですが、どうも「レジェンド・オブ・ゼロ」からこちらひと月以上は軽く経っているような気がしますね。
ともかく、シェリルもかくやという銀河の歌姫っぷりを見せつけ、武器を手にしたゼントラーディたちを歌に聴き惚れさせるランカの「ファースト・ライブ」。いやあ、この展開は凄い。これがマクロスで、これがゼントラーディと人間の戦いなんですね。はあ……。ここ三話くらいで一気にマクロス世界観に引き込まれている自分を感じますよ。
暴動組のリーダーは流石に確固たる意志があったからかランカの歌にもあんまり惹かれず、あろう事かランカを射殺しようとするのですが、そこは王子様の出番でしたね。ゼントラーディの血は戦いを欲している、と叫ぶ相手に対して、同じく「役者の血」という問題と直面するアルトは「血に負けない」と敵を打ち砕く。うーん、格好良い。
さて、それで問題は全部解決して、後はアルトがランカを送り返せば問題解決、と思いきや……。
ランカの歌はそれはそれで特別だから色々と問題が起きうるんですよね。なんかガリア4で目覚めたっぽいし。それに先週アルトたちと時を同じくして出発したブレラ・スターンもまだ出ていないし。
来週もガリア4編が続くようですが、ランカはファーストライブに間に合うのか? 気になる展開が続きます。ひゃー。