世の中には二種類の男がいる〜四季葛藤編

よく聞け。世の中には二種類の男がいる。
すなわち、ある晴れた4月の末の休日にこたつを片付けられる男と、そうでない男だ。
……
まだ朝はこたつに足を突っ込んでおきたい感じですが、来週末は実家に帰ってるっていうのも踏まえるとどうやら今日中に片付けておくのが良さそうです。
まあ、幸い天気も良い様子ですし、サクッとこたつ布団を干してしまおうか……。

炎神戦隊ゴーオンジャーGP11「電波ジャック」
ある意味で非常に戦隊ものらしいよなー、っていうどたばた展開のお話で、でもそんな中で軍平の熱い叫びがちょっとぐっと来たりするんだぜ。これは非常に良いツンデレww
いやー、1&2話の頃のツンツンっぷりが懐かしくなるくらいですが、しかしゴーオンジャーの仲間を信頼して協調するようになった今でもきちんとツン要素を残している辺りがGJです。分かってるな、スタッフ。
今回の話はテレビからの情報に踊らされた人々、と言うのがテーマだったわけですが……、いや、だからゴーオンジャーの提示する問題って時々深いよ、うん。
今週の怪人アンテナバンキは電波を操ることの出来る怪人で、捏造した嘘のテレビ番組を流すことが出来、その番組の内容が如何に荒唐無稽であってもを見た人はその内容を信じ込んでしまうと言う、ハチャメチャな能力を有しているとのこと。因みにどんな無茶でも信じてしまう絡繰りは「催眠電波」が含まれているからだとか。いや、強いな。軍平もハッピーな状態にしてればゴーオンジャーは誰も異常を疑うことなく地球汚し放題の世界に出来ただろうにね。あとは「ガイアーク政府が成立しました」的な内容を流すとか。今回の敗因はキタネイダスさんの作戦ミス、と言ったところでしょうか。まあ作戦ミスをしない悪の怪人なんていないわけだが
それにしてもマスコミの情報操作っていうのは、しばしば問題に上がる事柄ですよね。っていうか、今は長野の聖火リレー絡みでまさにトピカルか。まさかゴーオンジャー聖火リレーの日付に合わせた!? 流石にそれはないか。
しかし、今日のニコ動ランキングでも聖火リレーに関してマスコミが真実を報道していないことを批判する動画が一杯上がってますし、これからますますメディアの力が強くなっていくことが予想される中で、視聴者……というか情報消費者にはきちんと情報の真偽を判断するメディアリテラシーが強く要求されるようになりますねー。
青少年をインターネットの有害情報から保護する法案、にしても同じような問題を孕んでますが、要するにメディアの言うことを鵜呑みにするなって言う話ですよね。考えることを放棄して与えられた情報をただ丸呑みにするというのは、なんて言うか人間としての大事な営みを捨て去ってしまうことのような気がします。それではいけない。メディアが声高に叫んでいることであってもおかしいと思ったら異を唱えて真実を自分の手で確かめなければならない。そんなメッセージが含まれたお話……だったのか!?
因みに、テレ朝のゴーオンジャーHPは結構楽しいんですよ。特に蛮機獣のコーナーが取説になっていて……っていうのは以前パイプバンキの時にも書いていた気がしますけれども。注意書き(=弱点=敗因)についてもきちんと明記されていて、今回のアンテナバンキの場合は

注1)ねつ造が得意な反面、ドキュメンタリーは専門外です。裏目に出る恐れがありますので、現実は中継させない方が良いでしょう。

だそうです。これがマスコミの生の声に思えて仕方がないのはちょっと心が汚れてるんでしょうか。