散り遅れの桜

散り遅れた一輪
のんびり歩いて登校していると些細なことにも目がいくものですが、気がつけば既に桜は散り終えいつの間にか枝には緑の葉がその姿を見せ始めていますね。そんな折り、ふと視界にちらつく白いそれ。
その木は既に葉を大きく成長させようとしているのに、何を間違えたか一輪だけ桜の花が風に揺られていました。寝坊したのか、一人寂しく咲いて風に吹かれる様はどこか寂しげで、桜はやはり盛ってこその桜だと改めて思いました。

さて、そろそろサークルの次の締切が気になる頃合いになって参りました。
次は幻想組曲とは少し離れて、おやつ=題のであります。具体的にはお題創作。9つのお題が予め決められており、このうち過半数以上のお題を盛り込んで描くor書くという企画なわけですが、さて、何を書こうか。
お題を眺めながら歩いておりますと、まあやはり人間歩いている時だとか自転車を漕いでいる時には天啓が降りてくるものらしく、どうやらそれっぽいネタの一端を掴むに至りました。
以前一度ざっとまとめて結局形にしないままだったネタを、ちょっとアレンジしたら面白いことになりそうなのですよ。一段落付いたら手をつけようかと思っていたネタだけに、思わぬ化学反応は嬉しい限りです。しかも、お題を踏まえて捻ったところ、以前はどうオチをつけようか非常に悩んでいたところに上手い解決策が見つかりそうな感じで、これは元々考えていたのよりも遥に面白い流れになるんでは無かろうかという気配。
やはり物事タイミングがあるらしい。これは書くのも楽しみですよ。
幻想組曲の方はずっと続き物をやるという方針を固めているので、おやつは続き物以外を気兼ねなく書ける珍しいチャンス。と言うわけで、普段の幻想組曲では書かない様なテーマで思い切り暴れさせて貰うこととしましょう。


……まあ、やることは実は去年のおやつと一緒なわけですが。