エターナル・ギョーザ・ブリザード

一瞬で餃子の周りの大気ごと氷結させる。相手は死ぬ。
よく分からないという人は「エターナルフォースブリザード」を参照されたし。
いや、意味分からんけどさ。
ともかく、今日は久々に餃子を焼きました。餃子は時間が掛かるからのんびり出来る時にしかやらないんですよねー。でもってプロジェクターで大写しの何かを見ながらやるってのももはや定番。
今日は狼と香辛料をラスト4話一気に見ながらの餃子タイムでした。ホロ可愛いよ。うん。
最初の頃こそ小清水の声が(XENOGLOSSIAのやよいのイメージが強かったというのもあり)ホロとしては違和感があったものですが、回を重ねるごとに若干、老獪さみたいなものが備わっていって、終盤はもうホロ=小清水亜美って感じになっちゃいましたね……。いや、勿論慣れもあるけれど、結果としては小清水ホロは良かった様な気もします。特に可愛さという意味では。
それでただ単にホロの要点を可愛さに落とすことの是非はまた別に問うとして。
と言うわけで狼と香辛料のアニメを全部見たわけですが、えーと、まあ無理に男女の機微を挟まなくても良かった様な気はしますが、全体的には良かったですね、アニメとしては。
原作を読んだ人間としては、やはり描写が足りず独特の世界観を描ききれていないのが若干不満ですが、それをおいて純粋にアニメだけで見れば、かなり良いアニメだったんじゃないでしょうか。DVD買う、までは行かないにしても、借りてきて改めて見ようかなとは思ってます。第7話もありますし。
原作を読めば分かるのですが、狼と香辛料という作品は心の動きや細かい駆け引き、あとは独特の世界観を精緻に、且つしつこくなく自然に描き出しているのが特徴の小説です。アニメにするにあたって、細かい描写のいくつかは省かれ、いくつかが残っていると言う状況になったわけですが、結果としてそれなりに「難しい」アニメになっていたような気はしました。活字の上では神の視点から皮肉的に捕捉されたりするような細かい動きが、アニメではさらっと出てきてさらっと流され、果たしてそれで視聴者に伝わるのかどうか、と言う様な場面もいくつかありました。例えば11話での宿の主の「お早いお帰りで」なんかはそんな感じでしょうか? いや、まあちょっと考えれば分かるんですけれどね。まあアニメに描くにしてはさらっとやり過ぎてて、アレ初見で分かるかなと……、分かるかもしれないけど。
とりあえず、アニメを見て改めて原作を読みたいなと思わされた作品で、そう言うアニメは結果として出来が良かったんじゃないかと思うのですよ。
実際、原作は三巻を読みかけ途中放置中なのですが、時間を見繕って読もうという気が今は沸々と沸いております。

ついでに、ロザリオとバンパイアの第8話とハヤテのごとく!の第33話も見ました。
いや〜、ギアス執事にわざわざ福山潤を起用しているのに吹きました。直前に狼と香辛料を見てなかったら気付かなかったかも知れませんが、声を聞いて一発で分かってしまいました。
いや、まあギアスは見てないんですけれども……、見ようかと思ったり思わなかったり。気になってはいるんです。
そんな感じで、餃子を作ると一気に3時間くらいアニメに浸かってしまう傾向があります。こういうのを月に一回くらいしてると、うん、楽しそうですな。