潜入! 京大博物館!

昨日はサークルの鍋会で、実に2時半頃まで八墓さんちでわいわいやってたんですが(因みに僕が抜けた後もまだ結構続いてたらしい)、僕は今日実習があったので途中抜けしてきました。
鍋会はキムチ鍋、水炊き、鴨鍋の三つの鍋を14人でわいわい囲むという大規模なものになり、めっちゃ楽しかったです。うちからも鍋&電磁調理器が出向し、大活躍。あと何故か鍋奉行をしているよしけむ。水炊きはずっと俺のターン!……いやいや。
FAKE CROSSのお披露目なんかもしたし、鍋終了後は何となくだべったりお絵かきタイムに入る人たちがいたり、要するにいつもの未定の雰囲気だったわけですが。もう少し残っていたかったかな〜。まあ、しょうがないか。

収蔵庫
三時半就寝、九時半起床。結構ワインをがぶがぶ飲んだと言うこともあって、割と辛かったですねー。
寝不足寝不足。そんな状態で地学の実習へゴー!
今日は実習と言うよりは見学でして、午前中は京大博物館の地下収蔵庫、午後は理学部地質学鉱物学教室の研究室訪問をしてきました。
地下収蔵庫は、面白いですねー。
化石やら岩石やら鉱物やらが一杯で、まさに博物館の裏の顔、という感じ。関係者以外立ち入り禁止なわけですが、ここへ来られるような職業に就きたいなあとしみじみ思いました。
当然京都帝国大学時代の収蔵品なんかもあるわけで、1937年に作られたカエルの化石標本なんかも見てきました。ラベルについてる大学名が「京都帝国大學」ってなってたのが印象的。
鉱物や岩石はすりつぶすなりして分析をするにしても、ちゃんと標本として残しておく分もとっておく必要があります。それを表す「Archive half」と言う言葉があると言うのを聞きました。
あとは植物系の収蔵庫と動物系の収蔵庫も見てきました。植物系は恐らく腐敗や虫害を防ぐお香的な薬品と思われる香りが仄かにかぐわしい、低湿度に保たれた部屋。押し花標本が大量に収蔵されてたんですが、なんというか来訪者帳が凄い分厚さでした。一方の動物系はアルコール漬け標本の壜が大量に並んでいる部屋で、琵琶湖大ナマズの1m近いアルコール漬けや、ヘビやらカエルやら亀やらの標本がひと壜に何体も入っているのが並んでいる光景や、まあいわばいささかグロテスクな感じの標本庫でした。
午後は研究室巡り。色々な実験装置を見せて貰いました。X線元素分析装置や走査式電子顕微鏡とか透過式電子顕微鏡を皮切りに、夏に九州でやったりこの間テクトニクス実習でお世話になった偏光顕微鏡で岩石薄片を覗いたり、あとは別府で見て以来懐かしのXRF解析装置の姿も! 解析用のパソコンがPC98で、そう言えばこの間テクトニクス実習で使った総合人間学部の装置もPC98で、後うちの親が苺の管理に使ってるのもPC98で、PC98システムをそのまま使ってるというのは大学関係者では少なくないのか、としみじみ思ったり。PC98なんて、僕は生で知らない世代ですからねぇ……。因みにその後見た走査式電子顕微鏡に繋がってたコンピュータは7インチディスクと思しきディスクドライブがついてましたが……(流石にSCSIでMOを繋ぐように改良してたみたいですが)。
締めはK-Ar質量分析計。うーん、色々な機材があるなぁ。来年課題演習で使うことになったりするんでしょうか。結構楽しみです。

帰ってきてから昼寝をしても、まだまだ眠いです。さっき眠たい頭を動かしてPFTのオートリード機能に関するバグとりをしていたんですが、無事完了。trapの使い方が少々まずかったみたいでした。
さて……、眠い。今日はもう寝ます。おやすみ。