翠星石、蒼星石、菫青石、again

本日は亀岡への巡検でした。
朝7時前から起きておにぎりを握って、準備は万端で京都駅へ。今回は友人のM君と一緒と言うこともあり、余裕のあるバスを選んで乗り過ごしもなく、無事京都駅へと着くことが出来ました。
えーと、細かいことを書きたいけれどちょっと忙しくて書く余裕はないっぽい。
今回の巡検では、メインは桜石の採集でした。菫青石の仮晶(=その形のみが残り、中身は別の物質に置換してしまったもの)や、或いは菫青石そのもの、とにかく六角形で桜みたいな形をしていて(桜は5枚の花びら、と言うツッコミは禁止)、綺麗なんですよ。
泥岩が花崗岩帯で焼かれてホルンフェルスになった中に現れる鉱物で、以前大文字山巡検でもちょっと見ていましたね。
採集は上々。綺麗に置換されているであろう桜石の柱や、ホルンフェルスの中に覗いている菫青石の標本などを幾つかゲット。非常に満足です。

原稿が忙しいのは非常に充実していることに他なりません。
今日一緒に行っていたM君に「僕はこのまま原稿もなく寝られるし、ええやろー」と言われました。まあ、勿論深い意味あってのことはなく、ただお互いに本気で疲れ果てていたことをちょっとした冗談で軽くしようという程度のものだったんだと思います。
けど、別に原稿をやるってことは苦痛でもなんでもないわけで、原稿を気にせず寝られるからって特別に何かが良いように感じるかって言うと、僕はそんなことはないわけですよ。
勿論、〆切までに原稿を仕上げなければならないというのは、制約であり、時には厳しい状況を生むかも知れません。けれども〆切というのは何よりもまずモチベーションに繋がるもので、存分に燃え上がるやる気の中で原稿と向き合えるというのはむしろ幸せなことなんじゃないのかな、などと思うわけです。
そんな幸せをキープする為の条件は、きっと極限まで追い詰められるような原稿スケジュールにならないようにする、と言うその一点だけ。それを守っている内は、楽しく原稿が出来る。そして、楽しくなければ、少なくとも僕は、意味がないと思う。
というわけで、明日も明後日も、NFまで頑張るのですよ。何故なら頑張りたいから。