錆びても強い!!

って、オイ!
その口上はどうなんだ! 「言っとくが俺は最初からクライマックスだぜ」「俺の強さにお前が泣いた」など数々の名口上を世に送り出してきた仮面ライダー電王ですが、なんか今日新たな名口上が誕生した予感。
最初に言っておく。錆びても強い!
いや……、うん、ゼロノスのゼロフォームってコンセプトは錆び(赤錆)だったんだ……。アルタイルの補色とはいえ鮮やかさが少なめで、なんか変な色だなとは思ってたけど、またこれがストーリーと絶妙にリンクした赤錆の色。これからは赤錆を涙無くして見られねーな、こりゃ。
因みに本日8時36分現在では「錆びても強い」をググると2件(ウチ1件は2chの実況スレ)、「サビても強い」だと1件、「さびても強い」だと1件(2chの実況スレ)。勿論実況スレ以外は速い感想ブログとかでしたが。さて、この検索結果はどうなるんでしょうか。
以下今週のゲキレンジャー&電王の感想。

錆びちゃった?

因みに「錆びても強い!」は本編中では言ってませんでしたけどね。本編の前の「このあとすぐ」のところでね。流石に「錆びても強い」は本編で言う台詞じゃない! なんて言うか……、色々台無しになる。けどここで使う電王スタッフは流石だと思う。
OPがDEN-LINER formになりましたね。前から存在は耳にしていましたが、結構格好良いんじゃないでしょうか? いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん。但し、まさにその「いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん」のところがキンタロスしか聞こえない。しかもキンちゃんがめっちゃ張り切ってるから「いーっじゃんっ、いーっじゃんっ、すげっじゃんっ」見たいに聞こえて、どこの体育会系応援団? と訊ねたくなる勢いです。いやはや……、オモシロ。
今日のデンライナー、っていうか、今日はデンライナーのターンですか。偽りの平和を強調する一面としてデネブが加わったデンライナーの風景が描かれていましたが、いつもながら面白かったですな。「いつもモモタロスばかりが呼び出されて不公平だ。みんな心の中ではコノヤロウと思ってる!」おかん仕切りすぎ! 流石はおかん。公平平等が第一ですか。そしてそこでキンタロスをチョイスするのはハナ×キンを理解してやっているのか、それともおかんの直感なのか。とにかくGJ! あとカメの出汁がきいてるのもGJ! ♪か〜め〜の〜出汁効いてるよー!
今回のイマジンは、ハナを人質にチョイスする時点で何か重大な間違いを犯していると言わざるを得ない。ハナをまともな存在が押さえつけられるはずがないじゃないですか。間違いなく仮面ライダー電王最強キャラなんですから。案の定蹴られてましたしね。よかったね、コハナで。これがノーマルハナだったらあのスネールイマジンは間違いなく一足早くご臨終召されて残った二人のイマジンが役割を分担する羽目になっていたでしょう。
そして、ゼロノス復活。つまり侑斗自身は特異点ではないが、ゼロノスによって擬似的な特異点となっているというところでしょうか。擬似的である分力が弱くて、時間改変の影響を無視するまでは行かずに一度消滅はしてしまうモノの、完全な消滅とはならず(冬眠状態みたいな感じで)十分な時間が経てば復活できるということでしょうか。侑斗が復活するというのは噂で聞いてましたが、実は復活方法にかなり注目していたんですよ。まさかウラ・キン・リュウみたく思いの強さってこともないだろうし……、と思っていたのですが、「カードを使うこともデメリットばかりじゃない」というのは、上手いですね。
実践は久々のてんこ盛り。多分みんなが素直にモモを行かせなかったのはおかんの不公平発言の名残。そしてクライマックスフォームで消えゆくみんなを見ながらなおみの「私はー!?」って、お前が言って何するんだよ! まさかの仮面ライダー電王coffee form? 必殺技はゴールデンジェントルカフェで、敵イマジンが紳士に退散してくれるようになるのだ!(嘘)
そして、ゼロノス。赤いカードはそう言う意味でしたか。とうとう桜井さんの記憶だけじゃなくて、今まで侑斗が築き上げてきた「侑斗の記憶」まで消費しての変身。それは今存在している侑斗という歴史をリアルタイムで浸食していくが故の歴史の「錆びつき」。見えないところで記憶が消滅していくという今までとは違い、ゼロフォームは目の前で侑斗の記憶が消えていく。それがあの赤錆の如き悲しみの赤に現れているということでしょうか。
そんなシリアスなシーンのあとに「ついでに言っておく。これは自分でもビックリだ!」おかん!!! いや〜、やっぱり笑いの中に修行有り、ぢゃな。
来週はデネブの恋の話なんですよねー。どうなるのか非常に気になる。。そして、切なさの予感がひしひし。
因みにデネビックバスターに関してありそうな裏話。見た目はどう見てもデネビックバルカンなんですが、バルカン砲というのは商標なんですよ。ガトリング砲の代名詞ともなりつつある「バルカン」ですが、本来的にバルカン砲というとM61と言う特定のガトリング砲を指す商標です。たつのこ太郎→タツタロスを回避してリュウタロスとした電王スタッフなのですから、恐らくそう言う理由でデネビックバルカンという名称を回避してデネビックバスターにしたのでしょう、デネビックガトリングでは語呂が悪いし。この話はあくまで私の想像ですがね。

幻獣に誘われて

お見合いという非常に脇道による話をやりつつ、シリアスに幻獣拳編のスタート。
バジリスクミノタウロス、キメラは分かったんですが今日出てきたケイトス拳のゴウユ、コイツがよく分からなかったから調べてみたら、ギリシャ神話に出てくるケートスと言う奴のようですね。アンドロメダが生け贄に捧げられた海の怪獣でメドゥーサ退治帰りのペルセウスにやられた奴って言われてはじめて分かりました。そう言えばそんな奴いたな……と。ペルセウスによって退治されたあとはクジラ座(Cetus)になったらしいですね。それと超音波攻撃ってなんか関係あるんでしょうか……? ひょっとしたらクジラやイルカが超音波で交信をしてるっていうのが元ネタでしょうかね。
因みに次回の幻獣ミノタウロス拳のシユウが鏡を使うのはミノタウロスの迷宮ってことのようですね。クノッソスのラピュリントスって鏡の迷宮……、え、違う? そんな事実はない。なんで勘違いしてたんだろうか……。んでもって幻技の名前が転身反。どこまでがネタだ?
さて、今日の話はともかくお見合いの話ですが、ランが抜けても別に困らないんじゃない? と言うのが素直な感想。え、だって、ゲキトージャウルフ(ジャン、レツ、ケンver.)とサイダイオーで戦えるじゃん。まあゲキエレファントとゲキチーターはいよいよ可哀想ではありますが……、多分大丈夫。漢戦隊ゲキレンジャーってのも見てみたかったんですけどね〜。或いはミキさんが2代目イエローとしてゲキレオポルドで入るという選択しもあったはず。2代目イエローって、ゴレンジャーかよ!というツッコミはさておき。
幻獣の星という演出が北斗の拳を思い出させて仕方ありません。そのうち幻獣王の星の横に死兆星が見えたりはしないのかな。
スーツのレツはやっぱりどう見ても……。「キミは僕の芸術の女神だ」←言葉のウラには針千本、千の詐り万の嘘。ランちゃん、僕に釣られてみる? ゲキスタッフが電王を意識していないはずがない。
幻獣バジリスク拳が重さを操るってのは……からだが重すぎると動けない→石化のイメージと言うことでしょうかね。ダイレクトに石化だと強すぎて倒せる気がしないということからの妥協かと予想。そして幻獣拳強すぎ。これは、マジレンジャーの冥府十神をかーなーり思い起こさせる展開ですね。秋頃に敵組織の体制が一気に変わり、しかもその敵に勝てる気が全くしない。連敗続きの中苦戦を強いられつつもギリギリで凌ぎ勝つと言う展開。マジでそうなりそうな気がゲキ的にします。ゲキレンジャーは「ゲキトージャWIN」と決める気持ちよさが良いのに、苦戦しながら勝つのはなぁ……。
さて、メレさんも幻獣フェニックス拳使いとなりましたし……、て言うか進化しすぎですよ。もう平田裕香の姿にはならないとか、そんなんだったらがっかりですが、でも今まで人間体を作ってたのって臨獣カメレオン拳の力だから、がっかりとなる可能性も低くない? メレー! 人間体を捨てるってことは死亡フラグだよー、きっと!
因みに幻気を身につけ臨気を失ったメレの腹の中にいるバエの健康が心配です。