知られたくないこと.知られせくないこと.知られなくていいこと

三者の間には雲泥の差がなきにしもあらず.
まあ,別に何があったというわけでもないのですが……,うーむ…….
岡山にいると,やはり気にすまいと思いつつも思い出してしまいますな.まだ吹っ切れるには至っていないという証拠か,それとも周辺環境があまりにもアレなのか.まあ,明日には京都に帰ってしまうので,以降はさっぱりあっさりGO!となるんでしょうけど.
まあ,よしけむは青臭い相談にも乗りますよ,それが参考にすべきものかどうかは別として.

前置きはこの辺にして,本日の話題.
さて,昨日一昨日は朝日祭へと赴いていたわけですが,本日は午後(というか4時だからほぼ夕方頃)からぼっくす祭へと赴いていました.
ぼっくすは,まあ今更説明がいるかどうかは不明ですが,美術系の私塾というのが一番適当な説明でしょうか.中学校の時に総合学習がきっかけでお世話になったakubiさんが中心となって運営されているところで,よしけむ自身は美術とはほぼ無関係な状態であるにもかかわらずなんだかんだで継続的に出入りさせて貰っている場所です.岡山における活動拠点と言っても過言ではない,か?
そこで,夏休み後半くらいからでしょうか,個人で大作制作をやって,高校の学園祭あけの今日を発表の日としたのがぼっくす祭.詳しいことを事前に聴いていたわけではないのですが,一昨日,今日がそう言うイベントの日という事を聞いて急遽岡山滞在を一日延ばしました.それで本日,昼過ぎまで「暑い〜」とだれていたわけですが,だれる己にむち打ち町中へと出立.途中ツタヤにデカレンのDVDを返却し,ジャンプを立ち読みし,往きました,ぼっくす祭.
とりあえず,到着したら既に始まっていて,各生徒さんによるプレゼンテーション中でありました.私が言ったときは丁度誰かの番が終わって,いざ拍手の手前くらいだったタイミングでして,次の人へスムーズに移る感じで講評を聞くのに混じれました.ぱらぱらマンガや絵日記,写真,帽子,粘土による立体造形,絵本,最後には気をモチーフにした……立体造形(でいいのかな?)を,各制作者のプレゼント共に見させて頂きました.
流石に皆さんアーティストの卵.特に現高三生の作品はどれもこれも目を見張ったり引きつけられたり,あるいは心打たれるテーマを持っていたりとどれもこれも凄い作品揃いでしたねー.
某さんの写真の作品は個人的に好きになりました〜.私の目は芸術家の目ではなく,基本的に素人の目なのでありますが,素人の目から見て良かったと思いました.何というか,白い紙に余白たっぷりで写真という組み立てはともすると物足りない感じになりがちな気もするのですが,そんなことは微塵もなく20枚弱の写真がどれもこれも存在感たっぷりに見えて良かったですねー.高校生という存在は,つい二年前までは自分が走であったにもかかわらずもはや自分とは遠くかけ離れた存在に思えてしまうのですが,そんな高校生の現実が見える作品だったように思えました.
某さんの蜜柑の木とか,あるいは某さんの切り絵(と呼んで良いのだろうか)も圧巻.
ふひゃー,ぼっくす生はやっぱり凄い.そりゃプロの卵なワケだから,素人のよしけむなどから見れば凄いのは当たり前なわけですが,しかしやっぱり凄い.軽い感じで話を交わす彼ら彼女らが美術と向き合うとあれほどの者を作るという事実は,頭ではわかっていても現実を見せられるとやはり圧巻としか言いようがないですね.
それを見て,勿論いち創作屋として刺激を受けないはずもなく.明日帰京の後はCMコンテやNF・内部会誌用の原稿を書く意欲がますます刺激されたよしけむなのでありました.勿論他の創作意欲もGUNGUN刺激されております.

今までは,ぼっくすは何となく行けば知り合いに会えるし,ちょろっと遊びに行く場所という認識が強かったです.これは否定しても仕方がない事実.勿論,あちこちに見える美術作品は見ていて興味を引かれましたし,生徒さん達の頑張りを見てるとこちらも何かしら刺激を受けるところはありました.
しかし,今日思ったこと.あそこはもうただ単に遊びに行くに終わる場所ではない.行けばそれだけ創作意欲を刺激される場所ですね.講評などの話もただ他人事として聞くにとどまらず,少しでも多くのことを自分のこととして吸収して活かしていきたいと思うようになりました.
うん,これで岡山に帰ってくる楽しみがまた一つ増えたような気がします.
次に帰ってくるのは恐らく冬休み.その時まで,またひと頑張りですな.