ノルディック室内管弦楽団

のだめかぶれと言われたら認めるしかないんですが、ベートーベンの交響曲第7番を聴きに行ったようなもんです、今回は。

ノルディック室内管弦楽団
指揮・Tbソロ:クリスチャン・リンドバーグ
ラーション  小協奏曲 作品45-7
シベリウス  即興曲 作品5
リンドバーグ アクバンク・ブンカ
リンドバーグ ジョー・バック・ビングルバディ
ベートーベン 交響曲第7番
アンコール三曲(グリーグの「山の魔王の宮殿にて」が入ってました)

とりあえず、クラシック歴の短い私は初めて弾き振り(というか吹き振り)というものを見ました。リンドバーグソリスト兼指揮者で演奏されたラーションの小協奏曲、全体的に軽快で楽しい曲でした。何より演奏者であるリンドバーグが誰よりも楽しそうに演奏していて、見ている方もどんどん引き込まれていく感じでしたね。凄かった。
んで、大体知らない曲なのであまり細かいことも言えないんですが、シベリウス即興曲はやっぱりシベリウスらしい、北欧の寒気が見える曲でしたね。北欧音楽は好きです。
んで、一気に飛んで交響曲第7番。
室内管弦楽団で規模が小さく、ヴァイオリンが3プルトずつ、ヴィオラとチェロは2プルトでしたから、騒がしいところはなんだか音量が物足りない感じがしましたね。けれど、その分軽快なところでは細かい動きも鮮やかで素晴らしい演奏でした。
指揮のリンドバーグがこれまたノリノリで、指揮者を見ていてもとっても楽しかったですし、良かったです。
7番はのだめのドラマガ放映された時にかなり聴いて(かぶれやすいものですから)、大好きになった曲です。けれど生音で聴くのは今回が初めてで、心のリストにきっちりと印象的な演奏として加わりました。
アンコールは3曲、とっても多い感じがしましたね。普段の京響はそもそもアンコールが無いですから。ペール・ギュントしか知っている曲がなかったのが悔しい。こういうことがあるともっと裾野を広げて沢山の曲を聴こうと思いますね。

終了後、サイン会をやっていたようですけれど、なんとなくそれはスルー。CDは買っていたので権利は多分あったんですけどね。
まあ、行列が既に長くなっていて嫌気がさしたというのが多分主因です。