ヒトっていったい何ですか?

珍しく週の前半からグレンラガンを視聴しているという。
OPグラフィック変わったー。第二部突入ですね。よく考えたらたった二ヶ月しか経ってないんですよね。すごい。
最初のグレンラガンの周りに大グレン団のガンメンたちがずらりと。おー、なかなかすごい迫力だ。
アニキのシーンが消えて、ヨーコが前へ来たかと思うと新キャラのニアがアップで。おぉ、シモンに女の子二人!?
全体的な構成は変えず、お空に召されたチミロフさんも敵キャラの一人として格好つけて出てたり、ヴィラルさまが何となく立場的に追いやられてて……。
あれ? アニキ一コマもなしですか? 空の人としても出てこないなんて……。ショックです。まあ、シモンをいつまでも見守っているって感じのキャラでもないし、シモンはシモンでアニキを吹っ切るくらいでっかい人間になるっぽいですし、これで良いのか?

次回予告で新ヒロインが出てくるっぽいのを見た時点で獣人の王女しかないだろうなーとは思ってましたが、登場直後にバレたのにはちょっと驚きでしたね。
ダークシモンに関しては、ああいうダークキャラは苦手なので置いておくとして……、嘔吐するロボットって初めて見た気がする。
天元突破グレンラガンというアニメの特徴として、ガンメン(特にラガン)は獣人のテクノロジーだから人間である大グレン団一行にはブラックボックス的なところが多少あって、だからあまりカチッと「機械」って扱いをしていない部分がある様な気がするんですよね。実際にそこまで細かく心情は描かれていない気はするんですけれど。でも、そういう背景がボンヤリとあるから、ガンメンが妙に人間くさい動きをすることにも大して違和感がない。ラガンの表情とか、ロボットなのに口で喋るところとか、以前から冷静に考えたら妙な動きをいっぱいしてはいたんですけどね。
そう言うのも、このアニメの良さの一つですよね。
メンテしてるところとか、決して自律型ではないところとか、どう考えてもロボットとして描かれている点はそれはそれで沢山あるんですけどね。

にしても……、ニア可愛いよ。
今回はなんだかヨーコが可愛くなかった分余計可愛く見えて仕方がなかったですね。まあ、ヨーコも前回前々回辺りは恋する乙女とか乙女の怒りとか、乙女チック全開で動いてましたから、それと比べて今回の沈んでる状態が可愛くないのはやむなしか……。
世間知らずで純粋で、けれども妙なところには鋭くて。割と典型的な「姫」ではありますが、果たしてこれからどうなる事やら。ていうか姫が捨てられてた理由とか、色々気になる点は一杯。
螺旋王に人間を感じつつ……、ひょっとしてキリスト教的に「神(=螺旋王)は自らの似姿として人間(=ニア)を作った」とかそう言う話になっちゃったりするんでしょうか。創造主って呼ばれてたし、どうも只の王では済まない予感(只の王って何だ?)。
この話、どこまで広がっていくのか読めないところが面白い(何せ最終的には敵の数無量大数だし)。