顔が多けりゃ偉いのか

天元突破グレンラガン第4話……なんですが、あれ、質落ちた?
なんか構図も今ひとつ……、顔のアップでメンチ切ってるシーンばっかりでしたし、顔の造作も違和感が……。
前回まではびっくりするくらいいい仕事をしていたんですけどねぇ、ちょっと残念。

話自体も割と薄かったような気がしますね。戦闘シーンも、今回のテーマは「空腹には勝てない」という生き様も何も関係ないものになってしまいましたし。
要は黒い兄弟が出てきたと、それだけだったんですかね。
その黒の兄弟にしたって、下3姉妹、なかなかいいキャラだとは思うのですが、もっと遊べたろうにという思いが募りますね。登場時にシモンを胸に抱いてからかったりしていたんですから、もっと愉快に動いてくれるだろうと期待していたのですが、結局スポットとしてはキタンとカミナが互いを認め合った、と言う方に随分と重点が置かれてしまいましたし。
つくづく女性の存在感を薄めていくアニメですな、これ。

グレンラガン(ガンメンとしての)については、もうある程度ご都合主義万歳で。
兜を普段どこに収納しているのかとか、格好良ければどうでもいいじゃんって感じで。
分離した後のメンテナンスとか修復とかどうしているのかとかも気にしない。リーロンが徹夜してくれればオッケーみたいだからそれでよし、と。
しかし……、この「目的ははっきりしているんだけど割とだらだらと話を進める」流れはどこかで見たことがある……。おとぎ銃士 赤ずきんに話のテンポが似ています、多分。

追記:
そういえば、OPの空色デイズを歌っている中川翔子って、トロピウスしょこたんのことだったんですねぇ。知らなかった……。