京都市交響楽団第498th定期演奏会

京響定演です。ぶっちゃけ、コレの為の一時帰京でした。というわけで明日にはすべからく帰ります。

指揮:大友直人
Vn.Solo:レジス・パスキエ
ベートーベン ヴァイオリン協奏曲
ラフマニノフ 交響曲第2番

ヴァイオリンの人は知らない人でした。拙者博識なもので……。
ベートーベンのヴァイオリン協奏曲は、わりと好きです。CDはヒラリー・ハーンのしか持ってませんけど。因みにこの曲と初めてであったのは、リン・ハレルによるハイドンのチェロ協奏曲第1番のカデンツァですけどねw
長い第一楽章も親しみやすい主題で、小難しい雰囲気もないですし、楽しい気分になりますよね。
今日の演奏もそんな感じで、カデンツァもとても綺麗で技巧が光ってました。
アンコールにはパガニーニの24の奇想曲の17番でした。何が起きてるのか分からない指使い。はえー。

ラフマニノフ交響曲は、知らない曲でした。聴いたこと無い。はい。ラフマニノフはヴォカリーズとピアノ協奏曲第2番くらいしか知らなかったもので。
んで、聴いてみて、良い曲ですね。格好良い。長いですけど。
第1楽章はあんまり印象に残ってないんですけど、第2楽章はロシアと言うより中央アジア騎馬民族雄大な草原って感じがしてめちゃめちゃ引き込まれました。
その一方で次の第3楽章では、特に何かの雰囲気を感じると言うことはなかったにせよ、音の海に飲み込まれるという感じで、律に乗って整えられた音の波が実際に圧力を伴って押し寄せてくるような錯覚を覚えました。
そして第4楽章、これもまたなんか格好良かったですね〜。
定演終わって帰ってきたら生協でCD買おうっと。

これで京響の本年度の演奏会は終了。来年度も友の会員になったyoshikemです。
四月はベートーベンの田園でスタートです。個人的に前期の期待星は7月のドボ7&ヴァイオリン協奏曲です。今から楽しみ♪