天秤(or判断)

月曜日に部活で見た光景。
出席の返事のテンポがよくて、めっちゃびっくりしました。
僕らの代なんかは
 ○○君、「ハイ」 (間) △△さん、「ハイ」 (間)
位のテンポだったんですけど(ちなみに間は名前を呼ぶ人がチェックしてる間)、今は
 ○○君「ハイ」△△さん「ハイ」
……間が空かない〜。
ワン、ツー、ワン、ツーみたいな感じですっすっととっていくんです。
すごい、すごい。年々良くなっていってると感じました。
定期演奏会に向けても、僕らの代では考えられないようなペースでいろいろなことをきちっとこなして行っているようで、つくづく頭が下がるばかりです。
とはいえ、いくらか気になる点も。
文化祭&体育祭シーズンの今、ダンス部や管弦など学園祭で見せ場を持っている部の部員は部活とクラスの板ばさみにあうこともしばしば。
今の部の方針としては、部の開始時刻を遅くして、その代わりに部にはきちっと出ろという方針らしいんですね。
悪いことじゃないんですが、かといってそれを徹底するあまり、クラスの方を抜けるに抜けられず休んでしまう人たちに厳しく言うのはなんか、どうなのかなぁと思いました。あ、もちろん言うことずばりというのではなく、頭ごなしに「ダメ」って言ってしまうということが、ですけどね。
クラスの用事で部を遅刻or休むってのは、やっぱり本人にはそれなりに事情や考えがあっての苦渋の決断だと思うんですよ。部活とクラスを天秤にかけて、たまたまそのときは色々なファクターを加味したらクラスのほうが重かったというだけのことで、厳しく「絶対部活優先」と言われるのは、もちろん気持ちの良いものでもないでしょうし、その人の判断に対するケチですらありますよね。
結局は、本人の気持ちの問題でしかないんですよね。その人がどれだけやる気なのか、どれだけ本気なのか、どれだけ現状を理解して、どれだけ練習が必要かを認識しているかどうか。
ま、現部員たちの行いに口を出す気はないですけど。単なる独り言です。