涼宮ハルヒの憤慨

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
五月一日発売の本、注文したのは五月一日まさにその日、手に入れたのは先週の月曜日、火曜日に「編集長★一直線」は読んだけど、「ワンダリング・シャドウ」を読むのに五日掛けてるって、なんなんだろうね。
まあ、いずれにしてもハルヒシリーズ第八巻。
今回も相変わらず面白いです。谷川流さんの作品はハルヒ以外には読んでないんですが、そちらも時間的余裕が出来て気が向いたら読んでみようかと思います。
この巻は長編の流れからはちょっと外れた幕間的短編が二本、キョンのモノローグがどんどん大人びてくる気がします。
考えが深いというか、各勢力に対する覚悟の決まり方が板について来るというか。
「編集長★一直線」では何となく自分の物書きスピリットが刺激されて、書きたい〜、でも時間無い〜と言うジレンマに陥っちゃいましたよ……、はぁ、書きたいけど微積しなきゃならないし、もうそろそろおねむだし……。
ワンダリング・シャドウ」は、一応伏線なんでしょうかね。
どちらかというと次の大きな流れへ向けての整流機能的な話に思えました。
学年があがることで感じる物寂しい気持ち、クラス替えが気になったり、と言う気持ちはありますよねぇ、確かに。
僕の場合部活に忙殺されてたんで余り記憶にないんですけどね。
午前に読んだパスワード忍びの里も同じく学年が変わる(更に中学進学)という環境の変化に対して感じる、不安と期待の入り交じった感情を感じさせるものだったんですが、この一致は偶然?必然?
ライトばかりでなく、青春っぽいものを扱う小説も書きたいyoshikemでした。