ぼくのご主人様!?

ぼくのご主人様!? (富士見ミステリー文庫)
あ、オフな友人、退かないで下さい。
面白いから読んだわけで、決して秋葉系とかオタクっぽいとかそんなんではないです。
主人公の吉朗が突然異世界スワップしてしまって、その世界では吉香というメイドさんだったりするという設定がちょっとマニアックだとしても、気にしない方が吉です。
メイドを沢山配置するために華族制を存続させたパラレルワールドにするアタリ、ちょっと旨いと思ったり。
メイド喫茶よりよっぽど説得力ありますし。
ミステリー文庫で最後に結構謎解きがあるので、あまり内容にはいる感想は書かないつもりですが、でも面白かったという太鼓判は押せますね。
まーちゃんに関する伏線も初めの方から結構丁寧に張られてて、謎解きがあると「なるほど」と思ってしまったことが何点もありました。
プロローグも、途中まで意味不明だったんですが、終わってみると納得と。
ハッピーエンドのあとにはとりあえずまーちゃんに吉朗のあんなことやこんなことを知って貰うのが良いと思う。
それでなおラブラブなら、問題ないのだけれども。
表紙が萌えるメイドさんで一見結構危ない本ですが、その実内容は爽やかなモンですよ。
最近のヒット!
って、だからオフの友人、退かないで下さいね。