蟲と眼球と殺菌消毒

蟲と眼球と殺菌消毒 (MF文庫J)
救われねぇ〜。
しまった。
一巻が結構ハッピーにまとまってたから油断してた!
まさかこんな暗く終わってしまって、次巻以降へ暗さ引きずる気満々だったとは。
早く次が出てくれないと、気になって仕方がないではないか!
日日日氏作「蟲と眼球と〜」の第二巻です。
1,2巻同時に買って、一巻を読んだのは確か先週。
何でだか一週間も間が空いてしまったが、まあそれは良し。
グリコがめちゃくちゃ強すぎて、こんなんアリ?と思ってしまわないでもないが、あれ以外に解決の手だてがあったとも思えないのでとりあえず良し。
前回では旧約聖書を題にとってバックグラウンドが語られていたけど、今回はそのバックグラウンドにもさらにバックグラウンドが、という聖書以前の話なんかが語られている。
でも、落ち着いて考えてみると、もし聖書以前から殺菌消毒などの七つの大きなかけらがいたとすると、彼らの元人間の部分って何者?と疑問に思ってしまう。
しかし、その疑問、作中でグリコも触れているので恐らく作者はこれから以降の話で種明かしをしてくれるのだろう(期待)。
かなり苦手なグロテスク・暗〜いお話でしたが、面白いことにかわりはない。
次が気になる一冊でした。