アルケミスト

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)
錬金術を書きたいと思って、古本市場で見かけたそのまんまなタイトルの本を買って読んでみたんですが……、う〜ん……
一言で言ってしまうと「世界観が違う」
日本人の感覚ではわからない世界観のような気がしますね。
あまりに予定調和過ぎる点とかもちょっと気にくわないというか先が読めすぎるというか。
とにかく、肌に合わなかったと言うべきでしょうかね。
錬金術と言っても、小説にしたいような科学と魔術の中間地点みたいな近代錬金術よりも、古代の錬金術の「世界の言葉」とか、宗教的要素の強い面が出ていたし。
ともあれ、まあ、あまり面白いとも思えなかったのも事実なんですよね、正直なところ。
ハガレンでも読んだ方が資料になるかなぁ……、でも今まで読んでないんですよね、あのマンガ。