オーケストラ雑話#03

オーケストラ雑話#03〈オーケストラのフォーマルって-3〉
オーケストラの一般的な演奏会の形式について紹介、第三回目。
誰が読んでくれてるかもわからないですが、何となく書き続けます。
オーケストラの演奏会、第二部は大抵交響曲でびしっと行きます。
いわゆるシンフォニー(Symphony)ですね。
多くが四楽章構成で、オーケストラのダイナミクスを存分に使って、弦、管、打が大迫力の音楽を奏でる、それが交響曲です。
厳密には違う気がしないでもないんですが。
例えば有名な交響曲ベートーヴェンの第五番「運命」。
「運命」って呼ぶのは日本くらいらしいですが。英語でfateとか言ってもこの曲は指しません、多分。
或いはドヴォルザークの第九番「新世界より」も有名ですね。
同じ第九番もベートーヴェンになると年末恒例「第九」というのはみなさんご存じでしょう。
規模も大きく、交響曲は大体一時間前後になるものが殆ど。90分を越えてCD一枚に入りきらない交響曲もあるくらいです。
そんな交響曲、やっぱり規模が大きいだけに難しいのです……。
朝日高校管弦楽団交響曲でなく、これまでは組曲を演奏してきています。
第二回では「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」、第三回は組曲カルメン」、今回は「白鳥の湖」ですね。
決して組曲交響曲に劣る、とかしょぼい、とかそういうことではないんですが、短い曲の集合である組曲の方が練習しやすい、というのはあるんではないでしょうか。
朝日高校管弦楽団もいつかは交響曲にトライできたりするのか!?
将来が楽しみなところではありますね。