岡山朝日高校管弦楽団第9回定期演奏会が今年も無事終わり

去る水曜日のことです。
本当は即日で日記にしたかったんですが、二日ほどドタバタしておりましてようやく一息入れられたので感想をば。
何はともあれ、今年も無事成功して良かった!!
毎年、この行事を越さないと3月が終わらないとさえ思っています。
(一度だけ、海外逃亡してたことがありましたが)
というわけで、本年のプログラムはこんな感じでした。

皇帝円舞曲……ヨハン・シュトラウス二世
バレエ音楽「三角帽子」……ファリャ
ホルン協奏曲変ロ長調……グリエール
パイレーツ・オブカ・リビア
ウェスト・サイド・ストーリー セレクション


なんと今年はパイレーツやったんですよね。
パイレーツオブカリビアンは僕らが2年生、つまり中心的になって引っ張る年にやった曲だけに、思い出深く懐かしい感じでした。
うむ、いつだったかには春の声も二回目があったりしましたが、そろそろそんな周期なのかな。
一度過去の曲目をリスト化したいですね。


続きは長くなる……予定なので少々折りたたみをば。


僕は、まあさほどクラシック通でもないので知っている曲なんてごく一部です。今年の曲は恥ずかしながらどれも聴いたことがなかったのですが、ええまあ良い出来だったんじゃないかなぁと思っています。
皇帝円舞曲でややスタイリッシュ(?)に始まり、三角帽子は聴いてて楽しくなる明るさ。
協奏曲は例によってソリストの方に助けていただいたり逆にこちらがお助けしたり、協力して作り上げた出来は聴き応えありましたわ。
第三部ではいつものように、高校生らしい楽しいステージを。
今年はパイレーツオブカリビアンが、自分が高校時代にやった曲であると言うこともあって非常に懐かしかったですね。
聴けば、今年裏方を中心的に仕切った子達の中には「パイレーツをやってるのが格好良くて入部した節もあるし、自分たちもやりたかった」なんて言ってくれる子もいまして。
いやはや、自分たちの演奏がそんな波及効果を出していたなんて、背中がむず痒くもありましたね。
ウェスト・サイド・ストーリーは、名前は有名なので知っていましたが曲はあまり知らなかった私です。ええ。
バーンスタイン作曲という点では、コレも僕らが演奏したことのあるキャンディード序曲と通じるものがあり、今年は僕らの学年にとってはなんか不思議な巡りを感じさせる選曲だったのかも。


この辺から裏方話。
今年よしけむさんに降られた役割は会場内整理。会場内のお客様にはやばや席に着いていただいて演奏会を時間通りに始める為のお仕事です。
うちのオケ、シンフォニーホール2000席を満席にする覚悟で毎年臨んでいるものですので、毎年開演VS観客導入の闘いは繰り広げられているのです。
自由席は辛いよ……。
今年は2階へのお客様の流れが適当なタイミングでカットされてお客様は一階中心に入場してくださったこと、そして空席を詰めるのも協力していただけたことなどがあって、僕が二階を見てた限りではスムーズに廻っていました。
しかし、なんと言っても特筆すべきは今年の裏方の子達の仕事ぶり。
去年もしっかりやってたけど、自分より下の子達が仕切ってるのに乗っかって働くのにはまだあんまり慣れません……。
ここまでの人生、大体仕切り屋なポジションで生きてきてますからね。気になることとかあったらつい口を出してしまうんですよ。
それがここ数年要らない。
卒業後すぐの年とかは、まだまだ僕の勘も鈍っていなくて、色々と言えることもあったんですが、最近は自分が高校生やってた時どうだったっけなー、と記憶もあやふや。また、時の移り変わりと友に人や物の流し方も変わってきてます。
そんな今の裏方を仕切っているのは後輩ズ。
一般論として見ておかしな指示が飛ぶこともなく、しかもここ二年は安心してみていられる働きぶり。どちらかというと体力持つかの方が心配になるかも、と言った塩梅でしたが無事終わりましたね。
何はともあれお疲れ様でした。細かいトラブルはあったけど大事にならないうちに対処出来たし、今年も百点満点中で百点越えくらいの仕切りだったんじゃないかな。よしけむさんが仕切った年とは大違いだよ!!


またちょっと別の話題。
今年は、うちの学年にはスタッフのお誘いが回ってこなかったんですよね。
下の学年だけで人数集まったからお手を煩わせることもないかなー、って感じだったそうです。
水くさいよ!!
うちの学年より上では基本的に「今年も定演するけどみんな来てくださいな!」メールが流れてきて応答、スタッフの動きが始まるという流れが出来てましたし、何もなくてもとりあえず春だし部活を覗きに行く、なんて好き者はうちの学年では僕くらいかなって思ってたら多分それで概ねアタリだったのかな。演奏会中、うちの学年よしけむぼっちなうー、でした。
僕自身、2月頃には「今年は連絡こないしもしかしてスタッフ立ち上がってないのか?」とかありえもしない心配事が脳裏に膨らんでいたりしました。
とりあえず、スタッフ始動します、参加してくれる人は是非! というメールは流して貰えればいいと思う。
社会人になっても来てくれる人はいるし、誘われないのを寂しく思う人は絶対いる。
僕らはずっと団員なんですよ。管弦楽部としては高校卒業を持って卒部ではありますが、楽団組織としては部活動OBOGの枠まで含めて団員ですよ。
なので、来年は社会人枠も含めてもっと沢山のスタッフで演奏会を回して、んでもってみんなで打ち上げできたらいいなって思います。
さて、定期演奏会が終わったら年度切り替え。暦の上ではまだ3月ですが、気持ちの上では新年度。頑張りますよー!