すきほーだい午前様

代打バース、よしけむです。
帰宅が零時過ぎになったのはもはや趣味の領域で細かいことを色々やってたからです。
というわけで、かる〜く無茶めなスケジュールでゼミまでの数日を駆け抜けるつもりのよしけむです。ひゃっはぁ。
今日は出だしこそ遅くて、サンデー&マガジンの立ち読みなんかもしたので大学で始動したのは11時前。
でも24時前までやってたら結局12時間労働。
うーいえー。


まあ、今日何したかって言うと……、やっぱアレだな。
SEMのフィラメントが切れた! orz
SEM(走査型電子顕微鏡)というやつはうちら岩石学関係者の主力武器の一つです。
まあ、昨今は論文とか書く上では無くてはならないツールと言っても過言ではないのかな?
鉱物に電子線を当ててやって、そこから出てくる元素事に固有なX線を分析することで、どんな元素がどれくらい入っているのかという化学組成分析をしてやることが出来るというシロモノ。
それを駆使して、マグネシウムがどれくらいで鉄がどれくらい入ってるから……とかいう話をするわけです。
で、その電子線って言うのはフィラメント(タングステンなのかな)から発射されるわけですが……、フィラメント切れた!
実は切れる兆候はあった。
ここ数日の挙動がめっちゃめちゃ頼りなかったもん。
電流値は安定しないわ出力は時々刻々と弱まっていくわ。
経験浅い僕でもなーんとなくわかりました。あぁ、老い先短いなと。
卒論の修羅場の時のフィラメントは大当たり+ヘビロテでコンスタントについててON/OFFが少なかったというのもあり、350時間も保っていました。
が、今回のは160時間。
まあ……、過去の歴史を見てみても可もなく不可もなくというところですかね。優良可で言えば良で、多分350hは秀以上の何かってか出来すぎというべきなんでしょう。
しかも今回のフィラメントって……、すっかり忘れてたんですけれども最初の50時間くらいって元素マッピングかけてたから通常の10倍の電流値がでる負荷をかけてたんですよね〜。
いやっはっはっは〜。まあ、寿命を縮める要因はあったと。
そう考えると160時間は上出来なのかなぁとも。
けど……僕の使ってる時に切れて欲しくはなかったかなぁ……。
とはいえ、多分今よく使ってるメンバーで交換作業をある程度しっかりやったことあるのは……。まあ、信じてもいいけど何回か一緒にやろうぜと言いたくなるような……。
まあ、新品のフィラメントでステキに安定した状況をちょびっとチェックできたので良しとしよう。
因みにソフト上で負荷の値を下げすぎてて電流が流れないって状況に焦りまくってパニクって無駄な調整を2回繰り返したのはここだけの話だ!
晩ご飯前で血糖値が下がってる時だったし、不安がもの凄かった……。
まあ、とりあえずフィラメント交換して機械の調子は絶好調!
でもって測定してみたら……、測定値がぼろぼろだということが判明。
スタンダードのデータを取り直さねばならないようです。いえー。
先週の苦労は何だったんだ? ヒント:経験値。
まあ、そういうこともあるってことで。

さて。
明日も午前中から測定かい? 球筋に出てるぜ。
つーわけでぼちぼち寝ます。
でも明日の測定は対してやること無いんだ。
今日準備してた試料が殆ど消滅しそうだから。
作戦ねらなきゃなぁ……。