人がルールを守るのではない。ルールが人を護るんだとか何とか。

めだかちゃんはもっと正しいんだよ! by Z.H.さん
というのはさておき。
うりがmixi日記で、教習所ルール=道交法 VS 実際の道路交通のことを書いていたのを見て、ふと黒神めだかの台詞が浮かんだので。
話は簡単なことで。
自動車運転の上でクラクションっていつ鳴らす?
というお話。

  1. 警笛区間
  2. 危険な時
  3. 道を譲って貰った時とかにお礼代わりに
  4. 時差式信号とか矢印に気付いていない余所者に喝!

とりあえず法律的にOKなのは上二つで、下二つはダウト、と。
でも、実際は下二つも柔軟に運用されて円滑に車社会を回している車両言語だと思うわけですよ。
うん。
こないだ農道を走ってた時のことです。まあ、狭い道ですれ違いとか無理な幅でして……。向かいから折悪しく車が来ちゃったんですよね−。すれ違いポイントは何ヶ所か決まっているんで僕はじーっと待ってたんですが……すれ違い様に向こうの人がお礼代わりにぽっとひとクラクション。
よくある光景ですな。
田舎道によく似合うイベントだと思います。
何となく、感覚として街中だとあんまりない気がしますね。というか街中は信号とかできちっと整備されてるからこういう「本当にルール不要の譲り合い」とかが必要ないから、そもそも相手に感謝を示すような譲り合いの場面があんまり無いとは思うんですが。
ところで、岡山ではこういうときも多分そうですが、例えば脇道から出てきている車が車線に入れて貰った時とか混雑時の車線変更で融通して貰った時とか、自分の後を走ることになった車に対してハザードランプを数回瞬かせて感謝の意を示すんですね。
うちの親はこれのことを「意味不明だった」とひとことでばっさり。勿論今では適応してますが。
少なくとも近畿圏では通用しない、割と岡山ローカルなルールみたいです。僕自身、免許は京都で取ったこともありこの風習に対しては免疫薄めです。自分は滅多にやらない。
そんなローカルルールが地域によってあったり無かったりするから、余所者はとりあえず地元の人がどういう風に車を扱っているか見極めることから入るのが大切なんでしょうね。
勿論ハザードランプだって、法律的には多分無用に付けたら混乱のもとって言うのでダメなんだと思います。法律的にはクラクション同様使途として「誤り」なんでしょうね。
でも、実際にそれで誰かに迷惑が掛かるかって言うと、事情を知らない余所者には混乱を招きますが、基本的にはコミュニティの中では円滑な交通を作る薬をきちんと果たすでしょうね。
ルール、すなわち道路交通法をないがしろにして良いのかというとそんなことは勿論無いわけですが……、必ずしも遵守していては円滑な交通が実現されないのもこれまた事実。
実際、多くの交通法規に関しては次の様な条文が加えられています。
※但しイケメンに限る。もとい
但し、危険回避の場合はこの限りではない。
大体において免許試験で「危険回避の場合は〜〜してもよい」が○になるというのはよくある話でして、危険回避の場合は普段禁じられていることをするのもやむなしと。例えば急ブレーキとか。
そういうのと一緒の感覚で、合図系統の機能も多少柔軟に運用されても良いとは思うんですよね。それがきちんと相手に伝わる状況でなら。
つまり、ここで黒神めだか生徒会長の言葉に帰るわけです。

人がルールを守るのではない。ルールが人を護るべきなのだ。

と。
勿論これも適性利用の範囲がありますし、無理にやる必要のない些細なことの一つだとは思うんですよね。
そんな範疇の中で、でもほんの少しの感謝の気持ちを示す為なら、クラクションを軽く鳴らすのもいいんじゃないかなと思うわけです。
ついでに軽く警笛鳴らす練習にもなるしね。


そういえば、ハザードランプって結構色々面白い使い方するよなぁと思います。
例えば前方の渋滞に会ってブレーキを踏んで減速した時、とか。後方に報せるのに使ったりしますよね。


そういえば2、うりの日記へのレスで見たんですけれども。
バック駐車の時に曲がる方向にウィンカーを出す人がいるらしい。
岡山で見た記憶はあまりなく、京都でも教わった記憶がないですなぁ……。
ローカルルールかなぁ。
やった方が良いのは判るけど、多分ハンドル操作が複雑になりがちですぐに解除されちゃうのと、大体ゆっくり移動するから急ブレーキが間に合うことが多いのと、駐車場の構造とか見ればどう動くか簡単に想像つくのと、三つくらいの理由で要らないってことなんでしょうかね。
なんてことをふと思った。