シタリの石斧は百人斬ってもだいじょーぶ〜今週のDCD&シンケンジャー

先週はディケイドがゴルフの世界へ行ってしまって拡大スペシャルだったのでシンケンジャーもお休みだったのですが、二週間ぶりのSHTです。
もはや毎週何があっても驚かない、そういう仕様だと理解したディケイドと、源太登場によって良い感じに予想を裏切ってくれるシンケンジャー
今週も、期待を裏切らない良い展開。
さて、軽く感想をば

まさに油に火を注ぐようでシンケンジャー第十九幕 侍心手習中

今回は骨のシタリがいろいろ画策する話ですが……、シンケンジャーの一つの特徴として、ここまで敵のボスが殆ど現れてないんですよね。未だに血祭りドウコクは現世には姿を見せてませんし、太夫も一度、今回ようやくシタリが現れて。
ドウコクについては、封印の後遺症で水切れが酷いために今まで出てこられない状況だった、とのことですが……。
その設定は、終盤この世に三途の川が大氾濫してきて、という展開のフラグなのでは?
もしかしてドウコクがマジレンジャーのン・マみたく最後だけばーんって来るような奴になるのかなぁ、とも思わないでもない。
いや、それはないか。
どこかできっとドウコクが完全復活して現世に来るんでしょうなぁ……。
ともあれ、今回はかつて三途の川と繋がっていたという井戸に水を呼んで出城を造ろうという話。
それをジョギング中の流ノ介が見つけて、一緒についてきてた源太も駆けつけるという流れ。
源太は流ノ介の侍としての生き様を少しでも自分に採り入れて認めて貰おうと思っているようですが……、元が元だけに侍っぽくない源太ですが、もの凄く真面目で健気ですよね。ほんと、あと日頃の立ち居振る舞いだけ直れば流ノ介も認めてくれるんじゃないかって思うんですけど。
さて、それはともかく、今回の敵は油ギッシュなアヤカシ。
どんな攻撃も油で滑らせて受け流してしまうし、そもそもこちらに油をかけてきて武器を取り落とさせてしまう。
流ノ介なら水のモヂカラで油を強引に押し流すという戦法もとれた気がしますが……、そこはそれ。
やはり油と言えば、火ですよね。
終盤、流ノ介が時間通りに動いていないことに疑問を覚えたとのたちが駆けつけて、シタリは即退却したものの油ギッシュはその場に残って戦闘。
「殿、奴の油にお気をつけ下さい」という流ノ介に対して殿は「わかっている」と一言返すのみ。
そしてアヤカシが油を放つ。
「三途の「火炎の舞」油じご(ぼおおおおおおおおお)
ですよねーwww
ですよねーwwww
ですよねーwwww(大事なことなので二度言いました)
ですよねーwwww(大事なことなのでシタリさんも言いました)


シタリはシンケンレッドと油ギッシュの相性が悪すぎるのにきちんと気付いていたようですが……、もう、この子ったらお馬鹿なんだから。
そもそもAパートでは斬った人の魂をあの世へ送らずに三途の川へと導くシタリ特製賽の河原の石で作った石斧を自らの油でぎとぎとにしてしまったがために、斧を研がなきゃ計画が進まないぜ☆ な状況になってしまい……。
そこで済ませてたらよかったのにねw
折角の石斧も活躍機会無く涸れ井戸に放り込まれて、さらには油ギッシュもろとも爆発四散。
出城計画オワタ。


そう言えば、今回からOP映像が微妙に変わって海老折神の三号ロボも登場していたからてっきり今週かなと思っていたのですが……あるぇ〜?
来週ですか。そうですか。
来週はスーパーことは健気タイムですね。




親切の押し売り〜ディケイド第22話 ディエンド指名手配

OPが2番になったけどカード自慢フォームは登場していない謎。
ゴルフの世界を超えて大樹の世界へとやって来た一行。
初っ端からあんまりにも親切が過ぎるとは思っていましたが、やはり強制された親切の押し売り、という感じでしたか。
ここまで大樹がものすごーく中途半端に出てきて泥棒とツンデレのイメージしかないので、いきなり大樹に絡む物語を二週で展開されてもあんまり感情移入が出来ないのが少し残念。
とりあえず次週はユウスケがどんなことをやらかしてくれるのかに期待ですね。
あと、カード自慢フォームは相変わらず格好良いのかよく分かりません。
ただ、ファイナル仮面ライドKIVAでザンバットソードをしこしこしなかったのは少し残念です。
動きそれ単体で見て格好良いかどうかはともかく、ザンバットソードの格好良さというのはあの血糊を拭うのに通じるアクションと演出だと思うのです。
もうちょっとしっかり出して欲しかったかなぁ……。
しかし……、今回の敵、ロウチって酷いなぁ。いわゆるGじゃないですか。