デルノカイ!?俺参上スルノカイ!?〜今週のシンケンジャー&ディケイド

シンケンジャーいいねぇ。
それから、ディケイドは今日から電王の世界。
流石小林靖子にゃん! 靖子にゃんならやってくれると思っていた!
久々に前半から安心して見られるディケイドだよ!
余計なストーリーや設定をある程度流して、劇場版とのリンクも踏まえた必要最低限の節回し。
靖子にゃんは巧いですなぁ。
こいつは、来週も楽しみになってきた!
というわけで、今週のシンケンジャー&ディケイドの感想をば。

じいさん、黒子ちゃん呼んで! 第十一幕 三巴大騒動

正直、漢字が難しいよなって思う今日この頃です。メインの視聴者層がこれで感じに慣れ親しんでくれれば、いいなぁ。
さて、どうやらシンケンレッド志葉家の人間には特殊な力が秘められている、というのが明らかになるのが今週のお話。早かったですね、明らかになるのが。もっとずっと引っ張る話かと思ったのですが……。この展開の速さはレンジャーっぽいですよね。
ということでレッドの首を取りに来た外道衆連中。
執拗に殿を狙う外道衆に対し、「自分たちが盾になって殿を守らねば」という流ノ介達に「そんなこと必要ない!」という丈瑠。
うーん、そのパターンで来ましたか。
妖ウシロブシが現れても、自分一人で突っ込んでいく丈瑠。それ自体が無謀というわけではないのですが(他の四人がいればそれなりに足手まといとなるだろうこともまた事実)、でも無茶であることに違いはない。
結果、自分を庇って流ノ介と言葉が大怪我を負ってしまう。丈瑠は「命を預かっている」ということの意味を今一度考えさせられる。
自分がいるから他の四人はより危険な状況に襲われてしまう。
でも、だからといって殿がいなくなっても外道衆をどうにか出来ないのは事実。また、一人でどうにもならないのも事実。
んー……、ちょっと後先考えてないですね、殿様。
次回は史上初超侍合体とのことですが、……シンケンジャーは代々受け継がれてきたものであり歴史ある、という設定なのはわかりますが、視聴者的にはどの合体も初見です
だからかなぁ……、なんだか「史上初」という言葉が滑稽に見えて仕方ない。
鬼ヶ原二段斬りが何故か三回斬ってるってのは見なかったことにしよう。多分一撃目と二撃目があるっていうことだと思うんですが。






俺、参上! ディケイド第14話 超・電王ビギニング

靖子にゃんサイコー!
というのはもう散々言ってるので置いておくとして。
提供BGMが「いーじゃん、いーじゃんすげーじゃん」だったのもとりあえず置いておくとして。
電王の世界、もとい、超・電王の世界です。正直何が「超」なのかはさっぱりわかりませんが。
しかし……、開始1分半でモモタロスが士君に憑依、2分で電王に変身。アバンタイトルからバッチリやってくれるなんて、流石電王は最初からクライマックスですね!
電王の世界では、なにやら世界が崩壊し始めているらしい。
で、ウラタロス達三人は共同して、モモは一人馬鹿っぽく独立してそれぞれ原因を探しているらしい。
モモはユウスケに憑依して、士君達とも離れて一人で手当たり次第イマジンを倒そうと探し歩くわけですが……、そちらへは大樹が現れる。「電王に興味があってね。きっとデンライナーにファイナルフォームライドしてくれると思うんだ。デンライナーをくれ」それに対してモモが「ファイナルふぉ、ふぇ、それなんだ?」やべえ……。Mユウスケはいつも以上にモモが間抜けに見えるw
でもって大樹がそう言うことを言うってことは、電王のFFRはデンライナーじゃないんですねw
それにしても、「減ったらどうするんですか!? ……脳細胞とか」っていう夏美の言葉があんまりにもツボすぎる。モモタロスに憑依されてたら確かに脳細胞減りそうですなw
一方のウラ達は夏美に憑依して電王フォームチェンジしまくりでディケイドアギトと戦闘。彼らは久々にディケイド=悪魔という方程式で戦うことに。
どうやら12時の鐘が鳴るとシンデレラよろしく世界がどうにかなってしまうみたいですね。それがどういう原因で、どう解決されるのかは来週のお楽しみという感じですか。


しかし、電王はイマジンが人の記憶を頼りに実体化し、記憶に残る重要な事件のあった過去へと飛ぶという具合で進んでいたわけですが、今回のディケイドコラボでも記憶が重要な鍵になるわけですね。
モモタロスは自分の記憶があやふやな状況となり、「俺は自分を失くしちまった」とモモにしては珍しくしんみりモード。
自分が自分である、という記憶を無くすことは、言わばアイデンティティの喪失です。
大方、この世界でのディケイドの仕事はモモタロスアイデンティティを取り戻すと言ったところでしょうか。
それにしても……要素の取捨選択が巧いですよね。桜井さんを司君の最初の恰好だけで済ませるのも、無視じゃないというファンサービスか。
次週、靖子にゃんならきっと巧い具合にまとめてくれると信じてます。