これが本当のスライドショウ

スライド!
古生物学実習、本日はリアル・スライドショウをやって来ました。
先週、某部屋にてしめやかに行われた化石撮影会。
一眼レフにプロ用フィルムという、その道のプロフェッショナルと同じ道具立てを使って、照明も炊いて、ガッツリ行った写真撮影。
本日はそれがスライドになっていて、昔ながらの「がしょん」ってスライドを入れ替えるタイプのアナログスライドショーでプレゼン(というほどのことでもないけれど)をやって参りました。
自分はこの化石のこう言うところに着目して写真を撮って、それはここに出てるぞー、っていう青少年の主張。
僕が取ったのはカンブリア紀のパラドキシデスという三葉虫で、この化石は何がおもしろいんかっていうと変形がものすごく分かり易く出ているんですね。
右肩下がりに歪むような応力を受けて変形した構造が見受けられて、それで歪み解析が出来なくもない、そんな化石です。
産状がわかんないので、そんなものの歪みを解析してどうなるんだ、って感じではあるんですが……、まあ面白かったので、これを取りあげました。
無事、歪みがきっちり判る、無難な写真が撮れたので良し。発表もそこそこ喋れたので良し。
スライドは、記念品として貰うことが出来ました。
露出を変えて3枚撮影した内の一枚を友人のT氏のアンモナイトと交換して、手元には三葉虫×2とアンモ×1。
今度写真屋さんに持っていって現像して貰おうかと思ってます。
L? もっと大きく?
なんせプロジェクターで30インチくらいで映した限りでは全然荒は出ない解像度ですからねえ。
アナログは、やはり侮れませんね。