昨日今日の収穫〜石ふしぎ大発見展・京都ショー

今回の戦利品(皿以外):右列上から白雲母、方解石、水晶。次の列は全部紅石英。右から三列目上から三葉虫、縞状鉄鉱、紅石英。左上隅のちっちゃいのは腕足貝の化石、日本式双晶の水晶、黄鉄鉱。左下は直角石の文鎮×2
昨日と今日はみやこめっせの石ふしぎ大発見展・京都ショーに行ってきておったのですよ♪
昨日は朝出遅れて先着200名プレゼントの鉱物(藍銅鋼)は貰えなかったのですが、今日は9時10分頃から並んで無事に黄鉄鉱をゲット。五角形で十二面体になった、1cmにも満たないけれど綺麗で見応えのある黄鉄鉱の粒。
さて、それはそれとして、二日であちこち巡った石ふしぎ大発見展・京都ショーでの今回の戦果を軽く紹介。飛んでいった金額は1万少々と、前回の倍ほどになっております。が、多分体積や重さで行けば今回の方が少ないのかな。まあ、そんなもんですよ!
今回の戦果をざっと並べてみたところ、こんな感じ。目立ってるのは四つのピンク色。これは紅石英、カタカナだとローズクオーツと呼ばれるものです。会場であったH君と二人で箱買いをして分けました。結構迫力あって、良い標本だと思います。
見ての通り、今回は化石よりもやや鉱物より、という感じでしょうかね。
昨年から一年間勉強して色々と価値観が変わってきたのが表れているような気がします。


直角石入りの皿
今回の標本で一番見応えがあると思っているのは、これです。
なんと、化石入り石灰岩のお皿。
直角石が山ほど入っていて、特に裏には15cmくらいのおっきいのがぼこっと入っています。
スケールを入れ忘れてますが、お皿の直径は20cmほど。
流石にコレで飯を食うことは無いと思うんですけれど、テーブルの上に小物置きとして置ける、なかなか格好良い品だと思います♪ 1000円でした。
アンモナイトも入ってて、もっと大きい皿もあったんですけれどねぇ……2000円以上軽く飛ぶっぽかったのでやめました。


日本式双晶
あと、鉱物の方で目玉と思っているのはコレですね。何かと言うと、コレ水晶です。
大きさはこの写真に写っている結晶が大体1cmも無いくらい。
そんなちっこい水晶の何が楽しいんか、って言う話ですが、これ、双晶してるんですよね。
画面中央付近に、割れ目のようなモノが見えますが、コレは割れ目ではなく、二つの結晶の継ぎ目(というのも若干語弊があるのですが……)です。この水晶、この画面の中央当たりを折れ目にしたVの形をした、立派な一個の結晶なんです。
このV字型の折れ曲がりは日本式双晶と呼ばれる構造で、結構珍しいんですよね。
めっちゃんこちっちゃい、と言うのもあって800円。
日本式双晶の標本は前から一つ欲しいなぁと思っていたので、非常に満足なのです。


めぼしいのはそんな感じです。
他にも掌サイズの水晶のポイントを2本買ってます。コレは面角一定の法則がめちゃめちゃよく分かる。あとは複屈折がよく見える方解石。なんとなく理科教材を意識した買い方かな、と思わないでもない。
白雲母やら直角石文鎮やらちょっと格好良い三葉虫なんかも買ったんですけどね。そいつらに触れるのはまた時間があったらという感じでしょうか。
とりあえず、そんな感じです。
今年もほくほく。
いい加減標本の量が増えてきたので物的な整理方法を考えなきゃならないのと、情報としてデータベース整理をすることを心に決めました。
頑張ろう。
標本箱が足りないので、明日も石展行ってきます。折角なので朝一から行って記念品を貰ってきます。