The Present is the Key to the Past.

水鏡に映るモミジ
現在は過去を解く鍵。これは地質学の重要な概念「斉一説」という考え方を最も端的に表す言葉です。イギリスのCharles Lyellが唱えた言葉……、だと思うんですけど。多分。自信はあんまり無い。なんかでそんな記述を呼んだような気がする。
現在も過去も、大体同じような事が繰り返し起こっているはずだから、現在の現象を注意深く観察したら過去に何があったのかも想像つくよね、っていう考え方ですね。
冷静に考えたら当たり前の事、と思えるかも知れないけれど、これを堂々と唱えるのはなかなか勇気が要る事だと思います。過去は過去、現在は現在。実際、過去を舞台に想像で描かれる映画など(アイスエイジやダイナソーなど)はとんでもない世界像を描き出しているわけで、アレと現在、一体どこが同じなのかと疑う余地は十二分にありますからね。
でも、斉一説は現在の地質学にとってはなくてはならない考え方ですし、実際概ね正しかろうということで合意は得られてます。
まあ、実のところ詳しい事は僕もあんまりよく分かってないんですけれど……。

金曜日の課題演習が4限にかかる事がほとんど無いですね。時間割としては3−4限なんですけれども、課題を終わらせ次第終了という場合がほとんどで、今日も僕は2時半には終了しちゃいました。丁度3限終了時で帰宅〜という感じでとても良い気分。
今日の課題は久しぶりのステレオ投影、それも下半球で地質構造を色々プロットするという作業でした。褶曲構造を調べるというのは以前別の実習でやった事もあるのですが……、あの時はなんかよく分からないままにぽちぽち点を打って線を引いて、だったものが今回はしっかり自分の中で一つの考えに沿ってやり方を組み立てて出来たので、かなり満足しています。
ステレオ投影のお絵かきは、立体幾何を平面上の作図で解くという変わった作業で、結構楽しいんですよね。
また狩野先生の構造地質学の教科書を借りてきてちょっと勉強してみようか……。
でもテクトニクス分野は多分数学・物理学的処理が僕のスペックを越えるので、本格的にやるのは多分無理ですね……w

今日も今日とて恐竜惑星が止まりません。
いや、本当に今日は止め所を見失って2巻の中盤以降1時間半ぶっ通しで見てしまって……、いやはや。
ようやくハルと喋れましたよ。これからどんどん動いていくストーリーが楽しみで仕方がない。
一日一時間〜二時間くらい、ぼちぼち見ていきたいもんです。

写真は水鏡。
部屋の前の廊下に出来ていた水たまりに、向かいの家のモミジが映り込んでいたので戯れにカメラを向けてみたら、思った以上に綺麗に映ったのでアップしてみる。
大型カメラを買ったはいいが、巡検用に小型カメラが欲しいと思っている今日この頃。でもこういう趣味全開の写真を撮る時は、やっぱりMFのでかいカメラが逢ってよかったって思いますね。