古本の海を往く

それはきっと果てのない海の底を往くようで。夏の気の遠くなるような暑さの下熱射病と闘いながら巡る経験は今まで一度として無いのだけれども、秋のこの頃、不思議と古本祭りは熱い。
それは古本を愛で、買うか買わざるかの真剣勝負をする客達の熱気故なのか……わかりはしないのだけれど。
なんて今ひとつ格好付け切れていない前振りはともかく。
行って参りました。知恩寺の古本祭り秋の陣。昨年出かけた時は「黒魔術」とか「悪魔学大全」とかやたら怪しいものを買っていたのですが……、今年はちょっと趣向を変えてみました。嘘です、そんなことはありません。
まあ、幻想系の本と地学関係の本で面白そうなのがあれば買おうかなと思っていたのですが……巡りつつ地学関係は欲しければまた改めて百万遍近辺で古本屋をゆっくり巡った方が効率よさそうなので途中で断念。結局昨年と大差なく幻想系のアヤしげな本を探ることに。
で、買ったものは何かというと「拷問全書」。某飛翔系漫画とは一切関係ないですよ(どうでもいいけどアレはいつ打ち切りになるんでしょうね)。まあ、そういうファンタジーに使えそうな知識を仕入れておくのはありかと思いつつね。いつ読むのかは知らないけれど(汗)。
ついでに、興味が惹かれて「監督術 SHOT BY SHOT」という本を買いました。映画撮影に関する本ですね。いわゆるフィルムスタディと言う奴でしょうか。サークルで動画を撮ってたりするから、ちょっと惹かれたんですよ。結局フィルムスタディに関しては講義も取らず、ノリだけでばく進している日々ですからね; まあ来年の撮影に生かせればいいかなと言うくらいの長い目で、ちょっと読んでみようかと思ってます。

夜は名称未定でハロウィンパーティ。各自仮装推奨。
うん。なんかみんな凄かった。
私ですか? いや、大したものもないですし、そもそもあれは……仮装?
まあ、そういうことです。