若さとは=諦めないこと、あばよ=過去(きのう)、最後に笑っちゃうのは=私のはず←結論

寝ぼけ眼が六億五千万光年の彼方へと吹き飛び、夕暮れ時の何とも言えぬ蒸し暑さもゾッとする氷のように冷たくなり、描いていた青写真は全て露出が間違っていたように白く塗りつぶされる。見えていたはずの光は隠れるでもなく見失うでもなく突然の減光と消滅、瞬きをしている間にロスト。糸は断ち切られて手元には何が残る?
酷く難解な言葉に書き下してみたところで、いっしょ。セーラーふくだからです←結論。
楽天的な性格がどこで生まれたものかはわからない。これが果たして自分を守る殻なのか、この内側にこもっていれば外の辛い状況に傷つけられることもなく、孤独に周りと上手くやっていってそれなりに幸せなんじゃないのー、とかいいだしたらオマエはどこの小説の、主人公に救済される敵方のボスなんだよ? みたいな。
過去を振り切るのは得意技。小学校の思い出=ほぼ皆無。中学の思い出=僅少。高校の思い出=絶賛減少中。記憶力が弱いのはある意味で非常に幸せで、不幸せなことにも気付かないくらいの幸せだと思う。その是非は問わないとしても。
そんなボクだからかもしれない。
今も平気な顔をして日常を送っている。
多分上辺とかそう言う問題でなく、本気で平常の日常を送れるのがよしけむクオリティ。それでいいのか、是非は問わないとしても。
全てを失っても、失ったことに気付かずに平気で笑っている。
想像するだに怖いけれど、きっとそんな感じで日常ってのは容赦なく流れていく。

あの時のことは昇華した。あの人に言われて、自分の愚かさに気付いて封印した。
次のは色々な想いや思い出から練り上げた。あの子のことは……関係ない。嘘。そんなことはない。
思い返せば夏は色々あった。そのたびに、あの方法で決着を付けている。ボクが全てを忘れて没頭するには、アレしかないから。
うん。
さあ、遊ぼう、活字たち。
ボクの血となり肉となり、全てを満たして踊れ。