デルフィニア1-3,4

放浪の戦士 <4> デルフィニア戦記 第1部    中公文庫
放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

まとめて感想。しかも読んでからちょっと時間差あるし。
まぁよし。
デルフィニア戦記の第一部、その後半となる二冊、やはり面白い。
フェルナン伯爵救出と、ウォルへのとある疑惑、さらには動乱の終結が今回の話である。
中盤以降は次第に仲間が増えてくるのだが、リィの暴れっぷりが相も変わらず清々しい。
あとから眺めてみると話の量が多いわけではない。
だが文量はかなり多い。
それはつまり丁寧な描写に因るところが大きい。
ちょっとした情景描写にもきめ細かさが見受けられる。
こんな文章を書きたいと思う。