THE不条理

ウチのガッコは防寒着を着用して廊下を闊歩したり、或いはホームルーム教室以外(理科室とか)では防寒着着たまま授業受けてても良いって言う校則があるんですよね。
教室があまりにも(ぼろくて)寒いから。
で、男女ともコートを着るのが結構一般的な現象で、昨年までホームルームでも防寒着が着られたのでそのころはyoshikemはスラックスの上にオーバーズボンをはいてさえいました。
今年からはホームルームが原則禁止(あくまで原則)になったんで、内側に重ね履きする方針に変えましたけど。
で、女子生徒はスカートなんですが、コートを着たって寒いモンは寒いわけですよ。
ある寒がりの子がいまして、yoshikemは「じゃあ、ズボンはいてくればいーじゃん、防寒着として」と言いました。
その子はスカートの下にズボンをはいてきて、寒さ無く過ごしていました。
ところが、先日階段ですれ違った某先生に「おかしいから脱げ」と言われたそうなんですね。
それって変です。
防寒着として規約で認められている以上、その先生が偶々変だと思ったくらいのことで防寒着のズボンを脱がされる筋合いはないわけですよ。
僕がその立場だったら多分「なんで先生の美学に従わなければいけないんですか?」と問い返します。
だって、それって完璧に主観の話、もっと言えば美学の話じゃないですか。
「おかしい=ダメ」は人種差別や異文化排斥につながる危険な思想ですし、そうやって違うモノを排除していく行為はファシズム軍国主義という危険な思想につながっていくモノでもあります。
なにより、面白くないし、思考の凝り固まりを生むという、頭脳立国たる日本が最も避けるべき現象の一つでしょう。
というわけで、yoshikemはこの事態に腹が立ちますね。
なんていうか、言ってることが小さいというか。
と、そんな不愉快な事態を伝え聞いた週末でした。