仏の声を聞いた、戦いの時だ!

劇場番仮面ライダーヒビキ「響鬼と七人の戦鬼」より、凍鬼(トウキ)さんの台詞。
まあ、深い意味があるわけではないんですが、格好良かったので。
仏の道なのに戦いに赴いたり、あと念道力を持っていたり、なかなか面白いお方です。
北海道出身の熊の鬼、武器がめちゃくちゃごつい棍棒だという人、強いです。
ただ、映画のストーリーは実は微妙に気に入ってない(面白かったんですが)、そんな感じのyoshikemです。
仮面ライダーの原点が「改造人間=人ならぬモノの苦悩」であるということで、人と鬼との隔絶を軸に話を組んでるんですが、ちょっとそこまでやらなくても、と思いました。
yoshikem個人に関して言えば、僕が見ているのは「響鬼」であって、仮面ライダーである必要はない、と言うことが言えます。
なので、もっと響鬼らしいノリでいってくれても良かったような気がします。
それは勿論今週の響鬼にも言えることで……、布施明さんがかなり面白いんですが、これが今までの響鬼のノリだったらどれほど面白かっただろう、と歴史の「もし」を考えると無駄な期待が膨らんでしまうのです。
あと、アームドヒビキは今ひとつ好きになれません。
ちょっと、「ヒーローしすぎ」感を覚えるので。
響鬼は何となくそれまでの純ヒーローから外れて「鬼」っていう不思議な存在で、その人間味その他色々の要素が面白いって言うのが大きな特徴の一つだったのに、アームドヒビキはいかにも変身ヒーローという感じで、「響鬼」が「平成ライダーの一人、仮面ライダーヒビキ」に成り下がった感を覚えます。
そんなショックを受けざるを得ない、ある日曜日。
このままアームドセイバーの活躍で音撃の出番が減るのは嫌です。
撥で戦わない響鬼なんて……、うわぁぁん