進研模試は

進研模試
進研模試の数学は予定調和を感じます。
最終解答の数字が汚くならないというのは非常に魅力的なのですが、しかしどうにも面白味に欠けるというか何というか。
確かに、最後の答えになる数字は結構きれいなんですよ。
解いていく過程なんかも変に技巧的に走ったりせず、すごくあっさりとしたものなんです。
でも、あまりにも見え見えすぎて何だかなぁ……、と言う感じです。
その美しさは精巧に緻密にくみ上げられた芸術作品の美しさではなく、雑然でないが故の美しさ、やや消極的な定義の仕方での美しさなんですね。
何より、答えを綺麗にするために問題が美しさを失っていることもしばしば。
今ひとつ萌えません燃え切らないんですね。