三月とか、都市伝説ですから。

二月の次は四月だろ、常考
三月は都市伝説ですよ。みんな、信じちゃ駄目だ!

ところで、知り合いの日記〜掲示板でもの凄く盛り上がってる話題があったので少々。
要は恋愛シミュレーションとはなんぞや、恋愛アドベンチャーとはなんぞや。
みたいな話題。
かくいう僕も2年前くらいにはおとボクFate恋愛シミュレーションだと思ってやってましたから、実はまんざら他人事でもないのです。
知ってる人にとっては常識でしょうけれどもいわゆるギャルゲって恋愛シミュレーションゲームではないんですよね、欠片も。
だって、シミュレートする要素が無いもん。
ある程度決められた筋道の上のストーリーを選択肢によって多少起伏をつけながら読んでいくだけ。
EDは最初から基本的に決まっていて、そこに自由度はほぼ無い。
それはシミュレーションゲームでも何でもないですよね。
故に称して「恋愛アドベンチャーゲーム」というのが一般的らしい。というのを知った時には僕もなかなか「へぇ」と思ったものです。
多分、何も知らない人にとっては十把一絡げでギャルゲ=恋愛シミュレーションゲームというステロタイプ的な何かがあるんですよ。
ていうか恋愛シミュレーションゲーム以外のラベルを知らないんでしょう、と思います。
むしろ恋愛シミュレーションゲームというジャンルは何故そんな知名度を獲得しているのかって言うと恐らく、こち亀でもネタにされてるときメモが原因なんでしょうけどね。いや……、多くの誤解を招いている点で言えば諸悪の根源と言っても良いかもしれない。
あれで恐らく恋愛シミュレーションというジャンルが一気に知名度を得たことが、その手のゲームのジャンルとしての代表格的な地位を築かせている原因でしょうな。
壮年世代以上の人にとって据え置きゲーム機=ファミコンっていうのと似た様なもんかと。
まあ、こだわりのある人にとっては良い迷惑ですよね。
誤解に近い形でもそれなりに近いイメージで認知して貰っている、と言う点では悪くないのかも知れないんですけどね。
まあ……細かいことはさておき、自由度がめちゃめちゃあって、プレイヤーの心一つでいろいろ結果が移り変わるのが恋愛シミュレーションゲーム
それに対してある程度自由度が無くて、攻略サイトが存在しうるものが恋愛アドベンチャー
その辺の違いは改めて認識して置いても良いのかなぁって、ふと思いました。
でもって、ここから先は僕=よしけむにとって重要な違いなんですが。
恋愛シミュレーションゲームというやつは基本的にはゲームとして楽しむものなんですよ。プレイヤーの一挙手一投足に対するシステムの応答で何かを、ていうか恋愛をシミュレートすると言う要素が一番強いんですよね、多分。僕はラブプラスやったこと無いんでよくわからないんですけど。
それに対して、恋愛アドベンチャーゲームというのは、ある種の変形小説……というか絵と音楽も用いることでより視覚的に物語を提示する媒体なわけですよ。最近はミニゲーム要素を採り入れてるアドベンチャーゲームも多いですが、基本的にはアレは物語を読ませてるんですよねー。
てことで、いち作り手側の視点に立つと恋愛アドベンチャーはただ楽しむのも良いけれど自分が作ることの出来るものでもある、というわけでして。
ただコンシュマーサイドに立つだけじゃないって言うのは、やっぱり見方が変わりますよね。
良い作品に出会えば、いつか自分もこういうのを作りたいなって思うこともあるでしょうし。良いところがあれば採り入れる(×パクリ、○オマージュ・パロディ)こともあるでしょうし。
楽しみ方が一個増える。
というかそもそもプレイヤーもシステムの応答よりも物語を読むことを第一に置いてプレイしてると思うんですよね。
そういう点でも、僕は好き。
もう一点触れておくとしたら、上記の様な観点から一つの呼称として使われているのがヴィジュアルノベルという言葉でしょうね。但しこれは定義がいくつかあって、多くの定義に共通してるのが多分「全画面文章」という点。三行ADVとかはあんましヴィジュアルノベルって言わないと思う。ノベルゲームという言い方ならどちらもは言って良いのかも知れないけど、ノベルゲーという言い方も結局ヴィジュアルノベルと同義で全画面という見方もあるようですし。まあ、その辺の細かな言い方の違いは今回は論点の外なので割愛。
因みにちょろっと話題に上がってたのがパワプロサクセスモードらしくて、一部は恋愛ADV的な要素もあるそうです。よくしらんけど。
想像でものを言うと、まあ遠くはないけど多分それはある程度ストーリーのあるスポーツ選手育成ゲームなんじゃないの? と。主目的は選手データの作成だろうし、恋愛ADVのカテゴリに入れるには少し変化球過ぎると思います。ボーク?



で、細かく分けていくとどうなるのかっていうと……。
もう止めようぜ、そんな不毛なことは!
自称ジャンルで細分化していくとテイルズシリーズのジャンル分けに行き着くしかないじゃないか!
あと、興味ない人に言わせると多分十把一絡げで「どうせエロゲ」。鍵っ子がCLANNADの主張を繰り返しても、興味がない人に対しては無力だよ。
そして全てのロリキャラは非実在青少年扱いされるのさ、in Tokyo。









ところで。
今日、先日一週目をしたまま放置してた-atled-の残りのED二つ、麻智EDと晃司EDをやったわけですが。
晃司EDいいなぁ……。
まさにこれぞ真ED。
制作陣的にはどれが真EDなのかなぁ、というのが気になるところ。
3つのEDのどれもがどれも良い味出してるから……、正直どれがTRUEと言われても頷かざるを得ないと思うのですが……。
僕はやっぱり晃司EDが好き。いろいろなことが綺麗にまとまってて一番幸せっていうのが好き。そういういみではこれは多分TRUEでなくGOOD EDなのかもしれないんですが。
うん、やっぱりこれが一番ロックだよ。
まあねー……あおばEDともの凄く悩むところではあるんですけどね。
てか、やっぱりあおばEDがTRUEで晃司EDがGOODかもね。うん。そんな気がしてきたよ。