去年の自分に嫉妬する

うぬぼれの一つですが、去年の幻想組曲あと248号に書いた「朱い夕陽、空飛ぶクジラ」はかなりお気に入りです。
自分でも出来が良いと思っていますし、お蔵入りにはしたくない一品かなぁと……。
ちょっと、思い出すきっかけがあったので、改めてプリントアウトして読んでみました。
……去年の自分、GJ。
というか、今年の自分、ドンマイ。
なんでこんなの書けたんだろうなー、って、理由の方は割と明確ではあるんです。
なんつーか……、毎度決まって失恋がものすごいモチベーションになる後ろ向きの男ですから。
一応、過去三回、三回が三回で100%、というものすごい的中率なので、自分にとってこのイベントがモチベーションに変換される効率は極めて良いのだろうと、第三者的に分析していたりします。
まー、そんなことどーだっていーわけですがー。
そうですねー……、多分、現実の自分が敗れちゃってる分、映し身に幸せになって欲しい。
そんな願望……、もとい、妄想が一気に噴き出しちゃうんでしょうねー。
いやっはっはっはー、我ながらなかなか情けない話ですな。
〆
そんなことはさておき。
久々にクジラを取り出してきて、やっぱり我が事ながら思うわけです。このままお蔵入りにしたくないって。
今年のNFではどのみち昨年売れ残ったあと248号が販売されるし、未定のHPの方でも掲載してはいるんですが……。
んー……、どうしたもんか。
って、既に当面の目標のコーナーに何かを加えている人間が言うセリフじゃないですね。
〆切ラッシュにもう一個ねじ込みます。
モチベーションはかなり上がってきてるので、いくつか書き下ろしを加えて、一冊個人で軽く冊子を造っちゃおうかと思ってます。
ええ、まあ、小説だけで非常に需要が少なそうな冊子ですが……。