嫌帯電話

千葉県清澄山に行って一週間ほど電波の悪いところにいたのですが、その間他人からメールを貰っていて反応出来ずに困るという事もなかったよしけむです。
正直言って携帯のメールなんぞ必要な連絡ごとにしか使わないので、日常では特に用事もなければやりとりしないのです。結果一週間のメール総受信数が一桁、なんてことはしょっちゅうあります。僕のパケット代の99%はWEB料金だと思う……。
僕は携帯電話はあんまり好きでない。というか、僕にとってあの機械は原則として電話であって、メール端末なんてものは所詮付属品に過ぎないのである。あと便利な付属品機能としてウェブ端末という機能もついている。
というわけで、あんまり携帯電話でメールをする事は好きではない。
そもそも打つのも読むのも面倒くさいではありませぬか。あんなちっこい画面にちまちま並ぶ文字を見るよりは12.1ワイドという微妙なサイズではあってもパソコンの画面上で見た方が情報の回収率は遙かに良いはずである。打つ方にいたっては言うべくもあらず。QWERTYキーボードを高々12のキーしか持っていないような携帯電話と比較するのが馬鹿らしい。いや、あんなんでも予測変換を駆使すれば相当な速さで文字を打てる人がいるらしいけれども、そんな技能を磨く気は向こう死ぬまでくらいは無いし。
ところが、世の中には物好きな人はいるもので、携帯のメールで多量の情報をやりとりしようという人は意外と少なくない。
僕の関係者だと割と管弦楽部の知り合いにその系統の人が多い様子。いや、彼らの主義についてとかく申し立てるつもりは無いですがね、僕としましては多量の情報という奴は飽くまでPCで扱いたいんですよ。なので携帯の方にどっかとメールが送られてくると鬱陶しいなー、とか思う事もしばしば。PCの方に転送してから扱う事もしばしば。
理想的には携帯電話のメールで扱う情報量は一回につき百文字程度に収めたいもんです。でなきゃ、めんどい。

「いまどこ?(∵)」
「かくかくしかじかに居るから5分でつくよ」
「諒解(∵)」

ポータブルである携帯電話に求められているメール機能の最も原点となるのは、こういうやりとりだと思うわけです。